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『天才による凡人のための短歌教室』を手にした日

 仕事帰り、徹夜でヘヴィチャージされた身体をどうにかうごかしてルミネ北千住店まで行った。「短歌にまつわる本」を何冊か探索中なのだが、最寄りではここのブックファースト(もしくは、千駄木の往来堂書店)しか取り扱いがない!と、わかったのだ。なお、Web検索に頼らず徒歩圏内の書店を巡りまくったときのnoteは以下である。

 おもえば、ルミネ北千住店のブックファーストって「ほしい本」がちゃんと見つかる書店だな。中1息子は、小説『蜘蛛ですが、何か?』を全巻揃えたし(TVアニメ化が決まっても最新刊しかみあたらなくてまいった時期があった)、小4娘はいろんな少女漫画の穴あき巻をここの本棚から探埋めている。たまたまかもしれないが、頼りになっている。

 そして、ようやく手にしたあとのツイートが、これだ。はじめの数ページをぺらぺらと立ち読みしたが(まったく中身がわからないままでは買えない派)、著者の木下龍也さんが、『天才による凡人のための短歌教室』というタイトルをつけた経緯がわかって、あぁ、とおもった。

 『天才による凡人のための短歌教室』の傍らにまるで双子のような背表紙の本があるのを見つけてしまった。『今日は誰にも愛されたかった』というタイトルで谷川俊太郎さん、岡野大嗣さん、木下龍也さんによるものだ。わかりやすいので、じぶんのなかで勝手に「黒本」「白本」と分けて呼んでいる。

 なお、発行元のナナロク社さんがnoteに「全国の取り扱い店一覧」を掲載してくれているので、手にとって中身の雰囲気をみてから購入したいというひとは、ぜひ。たぶんほしくなっちゃう。

 買っちまったぜという報告noteでした。