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【コラム】育児の育てなおし

こんにちは。川村静香です。
だんだん肌寒くなってきましたね。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
さて今回は2回目のコラムになります。

前回は、息子が不登校になったきっかけを書かせて頂きました。
そしてネットや本で検索しまくる毎日。
今回は、「育児の育てなおし」について書きます。


【育てなおし】

窓辺 女性


まるで別人みたいに豹変したかのような息子が悲しかった。
叫びながら暴れる息子を見て、

「こんなに苦しかったんだ」
「こんなになるまで気づいてあげられなかった」
「私の育てかたが悪かったんだ」

と自分を責めて責めて過ごしていた。

そうだ!
まず家庭が安心できる家でないと!

産後の疲れ、引っ越し、誰も知らない環境で
私はストレスいっぱいだった。
ピリピリしていた。

次男の面倒ばかりで長男のことをちゃんと見ていなかったかも・・・・・・
それから家では、長男が望むことをなるべくした。

戦いごっこが好きな長男。
次男をおんぶしながら、一緒に戦いごっこをした。
長男の食べたいご飯を作ったり、長男が話しかけてきたら、ちゃんと手を止めて聞いた。



【心の叫び】

プレゼント


そして少しずつ暴力はマシになってきたけど、
まだまだ前には進めなかった。

そんなふうに2か月が過ぎ、私も精神的に限界がきた……
家事に集中しても涙が勝手に出てきたり。

あ、ちょっと私、ヤバイなぁと思って離れて住んでいる友達やいろんな人に助けてっ!!って心の叫びを聞いてもらった。

友達は皆、親身に聞いてくれた。
心配して元気になる本や、元気が出る歌を集めたCD、美味しいお菓子やプレゼント、手紙などを送ってくれた。

ほんとうに嬉しくて、心が軽くなっていくのが分かった。

人は、話を真剣に聞いてもらって共感してもらえると、こんなに元気になるんだなと感じた。


【楽しめる空間作り】

ベットで遊ぶ子ども


とにかく今は学校に行けるかよりも、お友達と遊ばせてあげたい!

自宅のリビングを少し模様替えして、誰がきても遊びやすい雰囲気作りをした。思いきり遊べるように。

私がママさん達と交流を作らないと息子も遊べない。
だから積極的に動くことにした。

そして私には珍しく、周りの人に素直に困っている!協力してほしい!と話した。

そしたら、助けてくれる人達ができた。

数日後、初めて学校の友達が我が家に遊びに来てくれた。

息子は、とても嬉しそうだった。息子の「あ~、楽しかった」って言葉が1番救われた。

それからちょくちょく友達が遊びに来てくれるようになった。

1人で学校に行ける日数が増えてきた!!
嬉しい!!!やったーー!!やったーー!!

【一歩進んでまた0に】


ところが、そんな時、突然1週間原因不明の高熱が続いた息子。その後、またパタリと行けなくなった。
やっと1歩ずつ前に進んできたところで病気になって……

神様を恨みたくなった。
だけど私は諦めない。

息子にとって良いと思うことは何でも試してみよう!!失敗しながらでも前に進むしかない。何もしなければ今のまま変わらない。

【鏡】


それから数か月過ぎ、冬休みに入った。

私は心底ホッとした。
これで、「今日は学校行くかな」って考えなくていいから。

そして、冬休みに入った途端に息子が落ち着いて穏やかな表情に変わった。

当時の私の考えでは、学校を休むのは、息子の中で罪悪感や行けていない劣等感があったけど、
冬休みで堂々と休めるから、息子もやっとホッとしたのだろうと思った。

だけど今振り返って思うのは、私自身が心底ホッとしてリラックスしていたのが1番大きいのではないかなと思う。

息子は鏡なのだ。家族は鏡。
冬休みに入り、私の気持ちにも余裕がでてきた。

冷静になるうちに、向けているエネルギーが違うのではないかと気づきはじめた。

続く。(次回は、11月20日(金)配信予定)


▼川村静香さん コラムはこちらから▼

コラム①    不登校の子育て

【Profile】

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川村静香 専業主婦
1977年8月産まれ。二児の母

転勤族の夫と結婚し、京都→愛知県豊橋市→名古屋→福岡と引っ越しして
現在東京住まい。
長男の不登校をきっかけに、今までの価値観がガラリと変わる。
疲れやすい息子を自分の力で癒したくて、アメリカのタッチケアを取得。

不登校や行きしぶりの経験のあるママ達があつまって活動する団体
「wakuwakuプロジェクト福岡」に
私も今年から企画に携わらせて頂いています。

様々な講師をおよびしてオンラインセミナーを開催しています。

【活動しているInstagram】
https://www.instagram.com/wakuwaku_project_fukuoka/?hl=ja

【プライベートInstagram いろんな得た知識などもたまにアウトプットしています】
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動画編集 : 動画クリエーター 橋本さとこ

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