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【コラム】ただいま、日本!

はじめまして、中島葉子です。
大学時代の友人(藤井春樹くん)の紹介で、こちらでコラムを書かせてもらうこととなりました。

自己紹介

まず、自分について少しだけ。
長崎生まれ、横浜育ち。
小学校5年生~中学校3年生のおわりまでと大学の1年間はアメリカに住んでいました。
大学在学中、同級生だった夫と結婚・妊娠。(その後さらに2人出産)
2013年7月~2020年8月まで、夫の転勤に伴いアメリカに暮らしていました。
結婚後は専業主婦をしつつ翻訳を勉強。
6年前に出版翻訳者としてデビューしました。


現在は、子供たちと4人、都内某所にて絶賛自主隔離生活中です。

そういうわけで、とりあえず1回目は「コロナ禍での帰国」について、簡単に書きたいと思います。

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コロナ禍での帰国

夫の転勤でアメリカのミシガン州に引っ越したのが2013年7月。
今回は、長女が現地のハイスクールを卒業したタイミングで、夫より一足先に子供たちと本帰国してきました。

世界中でもコロナの状況がとくに悪いアメリカ。
私たちが住んでいたミシガン州でも、一番多いときで1日の感染者数が1500人超え。
死者も毎日何十人、何百人と出ていました(ちなみに、州の人口は東京都よりちょっと少ないくらい)。

もちろん、州内すべての小・中・高校は3月半ばからずっと休校。
当初は「4月半ばの春休み明けまでかな~」という感じだったのが、感染者数は一向に減る気配もなく、結局、学年度が終わる6月半ばまでオンライン授業となってしまいました。

ハイスクールにいたっては、プロム(最終学年の子たちのダンスパーティーで一生の思い出になるもの)もその他のパーティーやイベントも卒業式もすべて中止。

このあたりを詳しく書きはじめると長くなるので、それはまた今度(書くかも?)。

とにかく、まったく想像もしていなかったかたちで私たちのアメリカ生活は終わってしまいました。

日本に到着

現時点では、日本に入国できるのは日本人のみです。さらに、入国後は14日間の自主隔離が求められます。そのため、今わざわざ一時帰国をする人はいません。

飛行機の搭乗率は約10パーセントくらいだったでしょうか。
1人横1列ずつ使うことができ、かなり優雅なフライトでした。

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羽田に到着後は、機内で健康カード(問診票みたいな)に基本情報や体調について記入し、係員の指示に従って降機します。なかなか降ろしてもらえない、という噂を聞いていましたが、4人分の健康カードに記入していたらすぐでした。

降機後は、1つのスペースに集められ、入国までの手順の説明があります。
次に、検査スペースに移動して検体を提出。
ものすごくラッキーなことに、羽田空港でのPCR検査方法は7月末に変更されていました。
長い綿棒で鼻の奥をグリグリされることなく、唾液を提出するだけだったので、痛くないだけでなく、結果も40~50分くらいで分かりました(4人とも陰性! 念のため)。

検査結果を受け取ったら、預けていた荷物を取りに行きます。
家族ごとにカートにまとめられていたので、とても助かりました。

そうして、思っていたよりずっとスムーズに入国、隔離先のホテルへ移動。
検疫所の無料バスも4人で貸し切り状態でした。

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日本ってイイネ

すべてがスムーズで快適で、久しぶりの日本の自動販売機のジュースや缶コーヒーが美味し過ぎて、着いた日の夜には長女から名言が出ました。

「アメリカも楽しかったけど、やっぱり日本がイイネ!」

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これもいつか書きたいと思いますが、日本人の友達もおらず(息子は最後の数年は恵まれましたが、上の娘たちは7年間ずっといませんでした)、もはやアメリカ人?! というくらい現地に溶け込んでいたのに、日本のコンビニのおにぎり1つで簡単に日本に魅了されたようです。

帰国子女は自己主張が強い、とよく言われますが――否定はしません(できません)――意外と柔軟なところもあるのです。暮らした国、年数、年齢、環境などから個人差があることなので、誰もがそうとは言いませんが、少なくともうちの子供たちは、そのとき・その場所に馴染めるよう上手に自分を変えているような気がします。「空気を読む」、「まわりに合わせる」というのは、ともするとマイナスイメージがありますが、自分でコントロールしてそうする分には逆にとても良いことなのでは? と私は思います。

そんなことについても、また今度。

追記:4th placeより
(こちらの記事は2020年8月20日に書いていただいたものです)


Profile


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中島葉子 出版翻訳者
1980年11月生まれ。3児の母。

10歳~15歳と18歳~19歳をアメリカで過ごす。
大学在学中に妊娠・同級生の夫と結婚し、専業主婦になる。
2013年7月に夫の転勤に伴い、渡米。子供たちが全員小学生以上になったタイミングで、それまで細々と続けていた翻訳の勉強をし直し、2014年に出版翻訳者デビュー。

訳書:
『1年以内に理想の結婚をする方法』(アルファポリス社)、『一流のコンディション』(大和書房)、『マインドセット学級経営』(東洋館出版)、『立ち直る力』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『Fast Metabolism Rx(邦題未定)』(IMK Booksより2020年冬刊行予定)

(翻訳協力)
『まさか!の高脂質ダイエット食』(きずな出版)、『一瞬で人生を変えるお金の秘密 Happy Money』(フォレスト出版)、『私と家族の幸せをつくる52の習慣』(ディスカヴァートゥエンティワン)

(編集協力)
『One And Only 自分史上最高になる』(東洋館出版)

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