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「丁寧さ」が結んだ「信頼と再会」

昨年2月にあった、心温まる出来事。
約1年が過ぎた今、思いがけなく、まさかの「再会」となりました――。

下記のブログで記した、当時は受験生、今は大学生。
先日、家族旅行で出雲などを訪ねた帰りに立ち寄ってくださったのです。鳥取大医学部の受験は「桜咲く」とはならなかったのですが、関東の「有名私大」に進学され、充実した生活を過ごされているようです(ご実家は岡山。実習などの関係で大学の冬休みが早いらしく、帰省+家族旅行されたそうです)。
今回も5分ほど話しただけでしたが、心が滅入りがちな閑散期において、温かい、優しい時間となりました(宿のInstagramをフォローしていただきました)。

https://note.com/4spirits/n/n9966a0c9a481

このとおり、単なる「間違い予約」で、普通なら、会うどころか、言葉を交わすこともなく、時が過ぎていくことです。
ですが、自分がメールを返したことで、この時、受験後にお詫びの電話をいただいて境港へも来てくださり、お会いして言葉を交わすことができました。この時も5分ほど話しただけでしたが「丁寧さ」が“縁”を紡いだと言えます。
その後、自分からお礼のメールを送り、返信をいただいたのですが、連絡はそれまで。特に思い出すこともありませんでした(もう少ししたら鳥大受験日なので、その時には思い出したでしょうが)。

OTAからのご予約だと「詳細案内を送ったら無言でキャンセルされる人」はもちろん、いったんは「よろしくお願いします」と返事をいただいても「無言キャンセル」は一定数、起こります。一度でも返信をいただいた人に関しては「機会がありましたら、またよろしくお願いいたします」とメールを送りますが、キャンセル理由などを連絡してくださる人は僅かです。
検索も予約もキャンセルも「簡単にできること」により、それが当たり前になっているのです(巷では無断キャンセルも多数あります)。

だからこそ、こんな「丁寧さ」ほど、うれしいものはありません。

そして、自分も丁寧に応じたことが「信頼と再会」に繋がったと思っています。

実際「予約時の必要事項の記載が具体的で丁寧な人」「予約から来られるまでのやり取りが丁寧で綿密な人」ほど信頼できるのは明確です。
相対的に見て、直前より事前予約のほうが、男性より女性のほうが、グループより個人客のほうが丁寧で具体性が高い傾向はあります。女性客は年代による差は殆どありませんが「学生は男女とも丁寧」です。
予約ルールさえ守ってくださっていれば、自分自身も、とにかく「丁寧に」応じていくことに徹底しています(予約ルール違反であっても「文書対応」できる人には丁寧に対峙しているつもりですが、現実としては「文書対応力がないから違反が起こる」感じです)。

自分で言うのもですが、几帳面で真面目で繊細な性格です。
「曖昧」や「ルーズ」が苦手で、短絡的であったりルール違反には寛大になれません。しかも「喜怒哀楽の感情や“本音”が出やすい」ので、建前で接する “大人の付き合い方”が苦手です。「単なる世間話的な会話ができない」ので、人当たりが良いとは言えず、初対面では良くない印象を持たれるほうです。
実際、うちは当日予約の人からの評価が低めですし、特に男性客からは「思ったのと違う」が連発してしまいました(「調べ方」や目的感によるものも多々ありますが)。「会話」は得意ではないので「準備期間」で人間関係の構築ができないと「合わない」の改善ができにくいです。

そういった性格もあって「文書でのやり取りを丁寧に行うこと」に拘り、信頼関係に繋がるよう努めています。

単なる「間違い予約」からも、こんな関係性を築くことができる――、これからも「丁寧さ」を大切に、一つずつ信頼を得ていければと思っています。

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