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箱根駅伝―大東大、シード獲得は成るか!―

間もなく、日本のお正月の風物詩「箱根駅伝」(その前に高校駅伝があるが、今年は三重・伊賀白鳳はエース不在の“谷間”世代。良くて20番台かな、と思うので、もう箱根へ目が向いている)。前回の箱根、大東大はエース不在とは言え選手層が厚く「シード復帰」が期待されたのだが、4区と5区でルーキー2人が振るわず、往路18位と撃沈。復路は6~9区がすべて区間1桁順位と巻き返したものの、総合13位に終わった。
その悔しさをばねに原法利主将④の下、一丸となって新チームが始動。春先は苦戦もあったが、全日本予選会は4位、箱根予選会は2位で順当に通過。全日本は1区で出遅れて苦戦したものの、反省点と課題を克服し、箱根でのリベンジは期待できる。エントリーされた16人は、ハーフ63分台の中神文弘③が予選会前のけがによりエントリー漏れしたが、ほかの主力は順当。前回の箱根を走った7人に加えて1年時に出場した新井康平③が中心になるが、持ちタイムが良い選手があまり入らなかった1・2年生からも、高校時代は5千m14分50秒台だった三ツ星翔①(鳥取・八頭高OB)が台頭。佐藤弘規②、藤岡賢蔵①も箱根メンバー入りした。ということで、いろいろな人がオーダー予想を公開しているので、自分も予想。

1区:前田将太④
2区:林 日高④
3区:新井康平③
4区:原 法利④
5区:奈良凌介②
6区:奈須智晃③
7区:川澄克弥②
8区:斎藤 諒③
9区:谷川貴俊③
10区:山本翔馬④
(控え:渡辺拓巳④、大久保陸人③、山崎光③、佐藤弘規②、藤岡賢蔵①、三ツ星翔①)

1区は前田しかいない。もしアクシデントがあれば新井か。“花の2区”は今シーズン好調の林に期待し、全日本で故障があった原は4区か7区へ。3区もスピード型の新井か、駅伝では結果を残せていない川澄に「今度こそ」を望むか。けがで長く戦列を離れていた大久保は、本来は5区候補なので「もしかしたら」があるかもしれない。そうなると奈良は8区へ。林の5区もありそうだが、そうなると序盤が苦しすぎる。
下りの6区は希望している奈須か斎藤。1年の藤岡も6区への抱負を述べている。9区と10区は決定だろう。スピードがある渡辺は起用されるなら3区か。山崎や三ツ星も7区か8区あたりなら可能性も。佐藤はやや厳しいか。
中神が入ればもう少し幅が広がるのだが、昨年と比べると控えの層が薄い感はあるので、挙げた10人から2人以上走れないようなら一気に厳しくなるだろう。

参考までに昨年のブログ。なかなか大胆な案を記したが、結果を見れば当を得ているのではないかと思うが・・・。
http://spirits4.muragon.com/entry/51.html
《敬称略。〇数字は学年》

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