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下書き

5月9日(木)
夕方まで研究室のパソコンと向き合っていたのに、全然成果が出なくてびっくりした。今日は頑張りたい気分だったので、夜のコメダ珈琲へ繰り出す。
「頑張りすぎない」と「頑張らない」について考えていたら、最終的に『0-100思考をやめたい!』みたいな結論に行き着いて、びっくりした。本当にびっくりした。あまりに面白みがなくて。


ここ3年ぐらい、頑張りすぎないように意識してきた。たった8文字の言葉を自分でも呪文のように唱えていたし、親や友だちからも口酸っぱく言われてきた。完璧主義と頑固と見栄っ張りのトリプルコンボなわたしは、この8文字を達成することが本当に難しくて、今でも足踏みをし続けている。

今週の火曜日、大学をサボった。
あれは間違いなくサボりだった。行かない理由も行きたくない理由もなくて、行こうと思えば行けたけど、でも行かなかった。本当に何の理由もなく、ただただサボった。朝起きた瞬間に、今日はやめようと思った。
その日は、1日中ぼんやりと調子が悪かった。
実は風邪を引いていたとかではなくて (強いて言うなら低気圧ではあったけど)、ただ行かなかったことによってやる気がゼロまで落ちて、罪悪感が跳ね上がっただけだった。

がんばりすぎないと唱えるのは良いけれど、過度な「がんばらない」はむしろ毒だと気付きつつある。
「頑張らない」と「頑張りすぎない」は全くの別物で、わたしが目指していたのは頑張りすぎないことであって、頑張らないことではなくて。やめたいのは頑張りすぎることだから、別に頑張りたくないわけじゃない。
例えば、色んなものが0になるまで一度休んでから80ぐらいまで上げるよりも、ずっと75ぐらいを保っていた方がラク。多少の気張りは、わたしの場合は健康に良い。
もちろんずっと100を維持していると、ガタが来てマイナスまで落ちる。マイナスからプラスに持ち直すのが一番大変だから、それは避けなきゃいけない。頑張りすぎるのは良くない、でも頑張らないのも良くない。

と言いつつ、火曜日サボった分を取り返すべく昨日今日は頑張る頑張る頑張る!と、アクセル全開で頑張った。ちょうどいいところを狙うのは、やっぱり苦手だ。

頑張りすぎない、頑張らない。この2つを混同しないようにしたいよね。それで、0-100にならないようにしたいよね。----という陳腐な結論に至り、思わず溜息を吐いてしまった。
最後まで書いてみても、面白みは温泉のように湧き出てくるわけではないので、この記事は忘れた頃に消しているのかもしれない。それもそれでなんだか悔しい。厄介な性格。


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