四文転結の役 選評:海野久実
「四文転結」と言うのは、そのネーミングから当然「起承転結」を強く意識したものだと思います。私が四文転結を書く上では「起承転結」があり、更にちゃんと小説になっているかを大事にして書いて来ました。短くても小説であって欲しいというわけですね。
実際に投稿されている作品を見てみると、私が理想としている起承転結のある小説になっているものもあれば、セリフだけのアメリカンジョークっぽいものもあり、また詩的なイメージが先行しているものもありました。
そう言いながら、私が選んだ1位の作品はアメ