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反抗期には穏やかに

長女が高校生の反抗期の時に考えたことがある。

さて、私は子どもたちと将来的にどんな関係性を望んでいるのだろう。

こう成って欲しくないとかこう成ってくれたらいいなぁといった気持ちはたくさん出てはくるが、将来どういう関係になりたいと思っているのか。

そうね…。自ら作った家族と一緒に、お盆やお正月にたまに実家に帰ってきたときに、一緒に食卓を囲みながらたわいもない話をし、笑い、また次ね〜!と帰っていくような関係性で十分なんじゃないか。

だとすれば、思春期の子どもに口すっぱく言っても、相手は自分のことを大人だと思っていて、出来事をどう解釈するかはすでに自分で決めている。その結果をみてのフィードバックは伝えるが、そのフィードバックさえどう解釈するかも彼らは自分で決める。24時間、見張っておくことなどできやしない。

だから、小生意気な何もわかってない子どもとしてではなく大人として対等に接しようと決めた。すると、格段に思春期の娘との関係性はよく成った。それどころか、互いに問題やトラブルについて落ち着いて話ができるように成った。

そのことを反抗期真っ盛りの息子を見ていて思い出した。

すっかり忘れてたな…
子ども扱いは最も嫌うよね。私も自分の思春期を振り返るとそうだったと思う。もちろん、感じたことは伝えていくよ。無視するわけでも、ほったらかすわけでもなく、大人として対等に、穏やかに関係性を作っていく。

もう子どもじゃないと改めて肝に銘じないと。私の母業の満足度を満たすために彼らはいるわけじゃない。
彼の人生の責任は彼にある。自分で決め、自分で責任を取り、自分を丁寧に扱い、目指す自分に成っていく練習中だ。取り返せないミスなどない。
どんどんチャレンジし、失敗し、またチャレンジする。がんばれ〜!!!