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ダメだった時

レギュラーを期待されていたのにスタメンに選ばれなかった息子。
メンバーには入れたものの補欠って複雑だろう…。

話を聞いていると現在、大活躍している先輩も息子同様、期待されていたのに1年の時にレギュラーに選ばれなかったと言う。その先輩から息子はたくさんのアドバイスをもらっていた。

順調じゃないか!母はこっそり喜んでいた♪

なぜ、こっそりなのかというと、レギュラーに選ばれなかったことをしっかり悔しがって欲しいから。悲しい、辛い、苦しいといった負の感情から逃げてほしくない。事実、1年生でもレギュラーになっている子はいるのだから今のあなたは実力が足りてないんだろう。自分に力が足りないことから逃げて欲しくない。逃げたってなんの役にも立ちやしない。しっかりガッカリし、しっかり落ち込み、しっかり力をつけないと‼︎

ピンチがチャンスって本当なんだよ。ただ、ピンチをチャンスにするには悔しさや恥ずかしさ、悲しさといった正直な思いから逃げないこと。負の思いをごまかさずにしっかり味わうことが最初のステップ。

それに、順調だと感じるのは部活のなかでちゃんと人間関係を作っているところ。チームスポーツは信頼関係が最も大切。周りから応援されている様子が伺えるし、人間関係を作ることはこれから将来ずっと必要な力。仕事だって家庭だってチームワークを持てることは自分の力を発揮できることにつながるから。

話を聞いていると、たくさんいるメンバーの中でも強い人たちといつも練習をしているようね。環境は知らず知らずのうちに心に影響するから、誰と付き合うかは想像する以上に大切なんだよ。付き合う人を選ぶような環境の選び方って学生の頃は持ちにくい印象があったから、そんなこんなも本当に嬉しい!

スイッチONだね。今のままじゃダメってハッキリわかったんだからやるなら本気でやろう!本気でやってもダメな時はダメだけど、必ず次につながる。
やればできるといった変な可能性を残しているより、ちゃんとダメってわかるほうが母は優秀で力がある人だと思う。