さむねP25

議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書概要【Q 7 グラフィックファシリテーターとグラフィックレコーダー、違いは?】

※この記事は、ビー・エヌ・エヌ新社の書籍 Graphic Recorder —議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書 著者の清水淳子が、本を買った人、買おうか迷ってる方も、買いたくないけど気になってる方も、もっと多くのみなさまにグラフィックレコーディングの奥深い世界を楽しんでもらえるきっかけを作るために、P10〜26のイントロダクション8つのQ&Aを無料公開してみよう!という試みです。どうぞお楽しみに◎ 書籍の前書きは👉こちら

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Q 7 グラフィックファシリテーターとグラフィックレコーダー、違いは?

A-人々の対話の空間をより良いものにするという目的は同じ。
記録を基盤に、場に入り込むのがグラフィックレコーダー。

 よくグラフィックファシリテーター(GF)とグラフィックレコーダー(GR)の違いを聞かれますが、両者の最終目的は同じで、話し合いをグラフィックで可視化することで、人々の相互理解を促し、物事がうまく運ぶようにすることです。

大きな特徴を挙げるとすれば、GRは、あとからでも話し合いのプロセスが誰でもわかりやすく再現できることに重きを置くため、話し合いの全体像の記録をします。そしてGFは、話し合いの最中にメンバーの発言を促進させることに重きを置くので、全体像を網羅しなくても、ここぞという場面で発言を促す影響力のあるグラフィックを描けることが重要となります。

ただし、この2つは厳密に分けられるものではなく、実際には、 GRを行いつつ、結果的に発話を促進することにつながったり、発話を促進するために書いたGFが、結果的に振り返りの記録として役に立つこともあります。目的によって、GRとGFをうまく使い分けたり、組み合わせたりしましょう。

 本書は、そもそも自分のグラフィツクに自信が無さすぎて全く描く気がしないという状態から、グラフィックでの記録を習得し、場への影響を大きく与えるグラフィックファシリテーターの入り口を覗き見るところまでを目指した本です。「どんなに難しい議論でも思考停止しない」という大きな目的に向かって、それぞれ好きなスタイルで、まずはペンをとって初めてみましょう。

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デザインリサーチャー /グラフィックレコーダー/多摩美情報デザイン学科 専任講師。多様な人々が集まる場での視覚言語とデザインの新しいあり方を探求中。実践⇆研究⇄教育、行き来してます。 グラフィックレコーディングの教科書👉http://amzn.to/2Frt8OC

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