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異次元の門番
どうもです、はじめです🌕
先月末のスノームーンものすごく綺麗でしたね〜
ちょうど月末は満月だったのでみたらし団子食べながら月の魔力に魅せられてました。
ちょうど月を見ていたらウサギ模様に見えたので、先日書いた「不思議な国のアリス173」に登場した異世界の案内人「白ウサギ」について考察していく……ZE!!!
・異次元に迷いし若者の1日
ウサギといえばウォルト・ディズニーでも有名な「不思議な国のアリス」に出てくる「白ウサギ」を皆さんご存知かもしれない。本作の白ウサギは、服を着て人の言葉を発しながらアリスの目の前を横切っていき、白ウサギの後を追っていくことによってアリスは不思議の国の世界へと迷い込むことになる。
つまり不思議な国への道案内人と言う設定だ。
さらには、映画「マトリックス」でも最初の方のシーンで、モーフィアス達とネオがパソコンでやり取りする場面でモーフィアスに「白ウサギを追え」と指示される。結果的にネオは白ウサギのタトゥーが入った女が家にやってきて、その女についていくことによってネオが求めていた未知の「答え」「真実」に辿り着くことになる。
なぜここまでして「白ウサギ」が特別扱いされる所以はなんなのか?
その答えを探すには過去に遡る必要がある。
前にも古事記シリーズで取り上げた「大国主と因幡の白兎」を覚えているだろうか?
実は日本古来から存在する神話「古事記」にも白ウサギと人(神)との交流があったのだ!
簡単にあらすじをまとめると、スサノオの子孫である大国主が兄弟とヤガミヒメに求婚しに行くのだが、その道中傷ついた白ウサギとに出会す。
兄弟らは面白がってこのウサギを痛ぶるのだが、大国主はこのウサギを助ける。(弱いものいじめはダメだよ)
助けられた白ウサギはここで1つ予言をする。
「ヤガミヒメに選ばれるのは大国主でしょう。」
この後実際にヤガミヒメに選ばれることになるのだが、この白ウサギであってからというもの何回も死んであの世とこの世を何回も行き来するし、挙げ句の果てにはあの世のボスのスサノオにまで会いに行く。(大国主の先祖にあたる)
しまいめにはスサノオの娘と結婚するという無茶苦茶な展開である。笑
・ヒーローズジャーニー(大国主篇)
このように白ウサギと出会ってからまさしく異次元に迷い込んだ大国主は不思議な国での大冒険を経て見事日本の国造りを完成させる。
実際に白ウサギは予言を的中させるだけではなく、大国主を道の世界への大冒険へと誘い、そして天命である「全国統一」を成し遂げたのである。
(諸説でそれでもまとめきれてない土地もあったらしいが)
この話も「マトリックス」や「不思議な国のアリス」と一致する点が多い。
このことから古代からウサギが異世界の案内人として存在していることが分かった。
だがウサギが異世界の案内人として存在しているのはこれだけではない。
なんと古代マヤ文明やアステカ文明でも「ウサギ」は儀式暦で使われていたのだ!!🐇
マヤ文明やアステカ文明で「ウサギ(rabbit)」は、20日を1周期とする暦(ツォルキン)の8番目のシンボルであり、「lamat(ラマト)」「星」「金星」などと呼ばれている。
「星=ラマト」はキチェ語で「種、食物、播種、発芽、命、愛の創造」の象徴で、土地の再生、トウモロコシの成長のような生死の繰り返しのシンボルとされている。
さらには数秘術の中で「8」という数字の性質に「死と再生」が含まれている。
ここでも「生」と「死」に深く関わってくる!
さらにlamat(ラマト)には性質として「調和」「美」「星の種」「道案内人」を秘めている。
このように古代のマヤ文明やアステカ文明でも「ウサギ」は「異次元の案内人」として活躍していたようだ。
・白ウサギの紋章
こうして昔から「白ウサギ」は死と再生、異次元の案内人として活躍していたことがわかった。
現在も人気を誇っている「不思議な国のアリス」や「マトリックス」も日本古来の文明や西洋から語り継がれる文明に少なからずも影響を及ばしていると言わざるおえないことがわかった気がする。
「白ウサギ」のこと深掘りしていくと色々出てきたので、また「白ウサギpart2」やりたいっす!🐇
最後まで読んでくれた"モノズキ"の方ありがとうございますます!
もっともっと"モノズキ"になってください!笑
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