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【工場見学】八丁味噌の蔵に行ってきた!

2024年春の18きっぷ旅行の記事も今回で最後!
最後の旅先に選んだのは愛知県の岡崎市、今回の旅のメインはタイトルの通り八丁味噌の蔵を見学することです。
愛知といえば八丁味噌という感じがしますが、自分自身はあまり馴染みがありません。しかし、去年初めて名古屋に行った際に八丁味噌が使われた料理を食べ、これは美味しい…!となりそれがきっかけで今回の行先を選びました。

本編とズレますが、今回岡崎まで乗車した電車が豊橋行きで、途中名古屋も通ったのでどちらもまた行きたいなという気持ちになりました。
愛知県にはまだまだ行きたい場所がたくさんあります!

というわけで岡崎駅へ到着!
味噌蔵まではここから電車で2駅という距離ではあるのですが、街の散策を兼ねてシェアサイクルで向かうことにしました。

自転車で岡崎駅を離れて少し、イオンモール岡崎に寄り道しました。
ジャスコ!(そうだけどそうじゃない)
こちらはイオンモール岡崎の屋上に立っている看板です。イオンの文字の後ろにJUSCOの文字が透けています。赤系の色はどうしても日に弱いのか色が褪せていますね。

駐車場には桜が咲いていて春を感じました。

イオンモール岡崎を離れて移動中、場所は忘れてしまったのですが変わったマンホールを見ることができました。こちらは、岡崎市の消火栓につけられたマンホールです。見た目の綺麗さからおそらく設置されて間もないもの。
こういう発見もできるから旅先での自転車移動はやめられない…笑
今回の旅行中、マンホールの写真もいくつか撮っているので、機会があればそっちも紹介しようかなと考えています。

寄り道をしながら目的地である味噌蔵に到着!
「まるや八丁味噌」と「カクキュー八丁味噌」の2つの味噌蔵が隣接しています。
受付を済ませ時間がくると味噌蔵を案内してくださるのですが、自分が行った時間はまさかの自分1人w
1つ前の枠と後の枠はどうやら人がいたようなのですが、ちょうど他に人がいなかったようです。1人のためにわざわざ案内してくださりありがとうございました…!

味噌蔵に入ると大きな樽が目に入ると同時に八丁味噌の香りが鼻を通り抜けます。八丁味噌の香りに包まれるのとても良い…!
樽には味噌が6トン、上に積まれている重石は3トンもあるそうです。蔵の中にはこういった樽がいくつも並べられていました。
八丁味噌と赤だしの違いやそれぞれの味噌の特徴も説明してくださって勉強になりました。八丁味噌は豆味噌ですが、それに米味噌などを加えると赤だしができあがるようです。また、八丁味噌は固めでそれを柔らかくしたのが赤だし、だったはず(間違っていたらすみません)
とにかく、八丁味噌を元に作られるものが赤だしだそう。普段馴染みが無いのでこの違いを初めて知りました。
工場見学などでもそうですが、普段見れない裏側や豆知識を知ることができるのが楽しいです!

樽の上に積まれている重石は、上の写真のような石を職人が1つ1つ手で積んでいるそうです。どの樽の上も眺めたくなるぐらい綺麗に積まれています。

樽自体も見ていて面白かったです。例えば写真左端に見切れている樽は見るからに年季の入った樽ですが、反対に右端に見えるのはまだまだ新しく見える樽です。聞いたところによるとこの樽は約100年使えるそう。だからこそ新しい樽も古い樽もあるわけですね。また、新しい樽は古い蔵に置くことで、味噌を作るための菌をなじむそう。

一通り蔵の見学を終えると、最後に八丁味噌で作ったみそだれがかかった田楽を試食することができました。美味しかったー!
また、見学後に受付に戻るとお土産も頂くことができます。お土産は見学した方のお楽しみということにしておきます。

先程味噌蔵が2つ隣接していると書きましたがこういうこと。旧東海道を挟んで左がまるや八丁味噌、右がカクキュー八丁味噌です。
ということでお次はカクキュー八丁味噌の郷の見学へ。

宮内庁御用達の文字が目を引く大きな看板。こちらの建物の横から中に入り見学します。今回は1人回避です笑

中に入り少し進んだところでは味噌をパック詰めにする様子を見ることができました。写真がぶれていて少し見ずらいかもしれませんが、ビニールの袋に機械から出てきた味噌が詰められています。
包装は全て機械でやっているもんだと思っていたので、半自動で作業していることに少し驚きました。

中にはカクキュー八丁味噌・史料館があり、その中では味噌づくりの流れが本物の樽や人形を用いて展示されています。右の樽の重石は本物と同様に職人が積んだものだそう。

こちらは大河ドラマ関連の番組で嵐の松本潤さんが来た際に座った場所だそう。他にもドラマで使われていたといった関係で、ファンが訪れることも多いそうです。

最初に見学したまるや八丁味噌もそうですが、八丁味噌は海外向けに輸出もされているそうです。やはり日本食文化は海外でも人気なのかな?

史料館の外には樽が並べられていました。この味噌樽は1つ1つがとても大きい樽で、作ることのできる場所が限られているとか。どちらで聞いた説明か失念してしまったのですが、大阪に作っている場所があるそう。

史料館を見学した後は味噌蔵へ。こちらも先程のまるや八丁味噌の蔵と同様、大きな樽に職人が重石を積んだものがいくつも並べられています。
八丁味噌の製法は基本的にどちらも同じだそうで、二夏二冬の長期熟成をさせることで完成します。

味噌蔵の見学を終えた後は試食タイム!試食の前にはお土産も頂きましたがこちらも見学した方のお楽しみとして伏せておきます…!ぜひ気になった方は行ってみてください!
試食は八丁味噌・赤だしそれぞれのお味噌汁飲み比べと味噌田楽を頂きました。八丁味噌と赤だしを飲み比べるのが面白かったです。当然ですが、味の濃さが大きく異なりました。個人的にはどちらも好き(欲張り)

味噌蔵ではそれぞれマンホールカードを配っていたのですが、岡崎市には他にもマンホールカードがいくつもあります。というわけでまた自転車を借りて岡崎城方面へと向かいました。今回数枚岡崎のマンホールカードを入手したのですが、なぜか写真を1枚も撮っていなかったので今回は割愛させていただきます…

岡崎城方面から東岡崎駅へ向かう途中、川を渡るところがあったのですが、河川敷に咲いている桜を見ることができました。やや満開を通り越しかけてはいたのですが、まだまだ綺麗でした。

東岡崎からは電車で東へ。岡崎市藤川町にある道の駅へと向かいました。こちらでもマンホールカードが配布されています。
藤川宿に着いた時点で既に夕方ではあるのですが、お昼ご飯を食べそこなっていたのでこちらでお昼にしました。

味噌カツの定食を食べましたー!味噌カツ最高…!
菜の花の和え物やタケノコの煮物もあって春を感じました。桜を見て春の味覚を食べて…春をしっかりと満喫することができました。

食事をしたところで時刻は18時過ぎ、そろそろ帰る方向に動き出すことにしました。

帰るとは言いましたが少しだけ寄り道を。イオンモール熱田に寄りたかったので金山駅で途中下車、無料のシャトルバスへと乗り換えました。
この時初めて水素バスに乗ったのですが、これが驚くほど静か。快適なバスでした。

イオンモール熱田

時間も時間だったので、少しだけ散策して金山駅へと戻りました。

そして帰ると見せかけての名古屋駅!メロブにM3のカタログを買うために一旦下車し、今度こそ関西へと戻ります。

というわけで野洲駅(…のはず)、ここまで来ると見慣れたJR西日本の電車です。今回の旅は日帰りにしては比較的詰め込んだ方では!?という気持ちもありつつ、岡崎市のマンホールカードを全て回収できたわけではないので再訪問は確定ですね笑
ともかく、味噌蔵を見学し、岡崎市内を散策し、味噌カツを食べるといったように、目的を果たしつつ岡崎市を満喫することができましたー!
今回の旅で驚きなのがまるや八丁味噌・カクキュー八丁味噌ともに、見学は無料で試食にお土産がついてくるということ。無料で見学ができてここまでサービスしてもらえるのかと驚きました。
もし興味がある方は、最後にそれぞれのリンクを載せておくので良かったらチェックしてみてください!

ということで2024年春の青春18きっぷ旅は終了!
この春も青春18きっぷを楽しむことができました。それでは~


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