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ボールポゼッションに対する思い


ペップ バルセロナ

FCバルセロナにおけるボールポゼッションをみてからというもの、フットボールとはボールをいかに扱うかというスポーツだということに感銘を受けました。
グアルディオラ監督時代のティキタカと呼ばれていたポゼッションゲームが大好きになり、やはりボールを支配できるチームが勝利に近づくことができると考えています。

皆さんも、相手に走らされてディフェンスをするよりは、自分達でパスを回して攻撃をしていく方が好きですよね?
もちろん時にはボールを失うこともあると思います。しかし、”失い方”というものもあるのではないかと考えています。
アタッキングゾーンに入ってからチャレンジをして相手にボールが渡るケースと、自陣で持ちすぎた結果の不用意な奪われ方では、意味合いが全く異なります。後者を繰り返した場合チームメイトのモチベーションが低下し、あなたへの評価がとても悪くなっていることに気づいていますか?
そのことをしっかりと理解して欲しいと思います。

強いチームにもポゼッションは有効

相手の方が明らかに強いなと感じるケースも時にはあると思います。そんな、格上のチームに勝つ確率を上げる方法のひとつとしても、ポゼッションは有効だと考えています。
相手にボールを握られた状態で多くの時間を過ごすよりも、マイボールにしている時間を少しでも多くすることによって、失点する機会を減らすことが出来るからです。勿論それがいかに難しいことかは理解していますが、これがもし実現できたとすれば、0−0の状態でゲームを進めなんとか1点を取れて勝利した!なんてケースも起こり得ることだからです。
特にワンデーフットサル大会とかではよく見る光景ですよね!

ポゼッションチームの罠

こんないいこと尽くめなポゼッションですが、罠が二つだけ存在します。
それはゴールが決まらない時と、自分達のミスにより失点してしまうことです。
どれだけポゼッションし続けていても、ゴールという成果物が実らない時があります。これは相手ゴレイロが大当たりしている場合や、自チームにゴールゲッターが不在の時、運にみはなされた時などによく起こりがちですね。
また、成熟度が低いチームの場合等では、自陣での不用意なパスミスをカットされたり、連携不足を相手に突かれ失点するケースがあります。こういった事が起きた場合に、チーム内のモチベーションも低下してズルズル敗戦となってしまいます。

クライフという人物

あのバルセロナでさえ、このような試合展開になることを幾度も観てきました。
こういった罠に細心の注意をはらいながら、チーム全体で共有した意識を持ち粘り強く試合を進めていくことが出来れば、たとえ失点をしたとしてもそれを取り返し、勝利をたぐり寄せることが可能だと思います。

ボールポゼッションという概念を造ってくれた故ヨハン・クライフに感謝を捧げ、この記事を終わりにしたいと思います。
クライフターン、小学生の頃よく練習したな〜


「我々がボールをキープし続けていれば、相手は永遠に得点することはできない」
14番 ヨハン・クライフ


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