夏休みの宿題あるある。やる気スイッチは誰が入れる?
こんにちは。(社)日本支援助言士協会のあべなおこです。
8月も半ばを過ぎてくると子どもの夏休みの宿題の進捗が気になってくるという方が多いですね。
「様子を見る限りあまり手がついていないように見えるけど?」
「ゲームとかスマホをいじってる時間が長くない?」
などと子どもの行動、時間の使い方が気になって落ち着かない、という
方もいるかもしれません。
こんな時に親が取りやすい行動は、
「宿題はちゃんとやってるの?計画的にやらないとダメじゃない!」
叱責型
「どうなってるか気になるけど言ってもやらなしいし、どうしよう。」
心配・不安型
「こうなったら親が計画を立てて、協力してやらないと!」
干渉型
こんなところでしょうか。
確かに気になりますね。
8月の末に焦って泣きながら片づける羽目になるかもしれないし、そうなったら家族みんな巻きこまれるし、間に合わなかったら先生に叱られてしまうかもしれない、、、。
そうなる前になんとかさせないと。
親は日々、心理的にストレスを感じ、手伝うという方法をとれば
忙しくなります。
どうしたらいい?
こんなときアドラー心理学では
「何も言わず静観する。」見守り型 を採用します。
そもそも“子どもの宿題”は、“子どもの仕事”です。
子どもが自分で考えて計画的に進め、完了させるものです。
ここに勉強の中身を学習するということ以外に、自分で計画を立て、合理的に進めるにはどうするか(思考力を育てる)、計画を立てずに行き当たりばったりで進めるとどんなことが起きるのか(結果を引き受ける)を体験する機会が用意されています。
どちらに転んでも子どもはたくさんのことを学びます。
わざわざ親が忙しい思いまでして、子供の学ぶ機会を奪っていると考えてもいいかもしれません。
でもいきなり 「何も言わず静観する。」見守り型 を採用するのは
放任じゃないかと心配になったり、親の忍耐も必要になります。
もし子どもが本当に困って相談してきた場合はどうしたらいいのか、
と迷うかもしれませんね。
“夏休みの宿題問題にどう関わるか?”
このことはすべての子育てに通じる、子どもの自立を自立させる上で大事なところではないでしょうか。
このさき一生、親が助言・支援をしていくことはできませんよね。
アドラー心理学に基づいた子育て・人育ての方法を知ることで
今後の親子関係をより快適に、健全に、自立へとつなげる関わりを
学んでみませんか?
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