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振り返り:unity1week 「1ボタン」 ナンバーバレット

2023/9/18~24のUnity 1週間ゲームジャム(unity1week、お題:「1ボタン」)に参加した四次元ベクトルです。

ゲームはこちらからプレイできます。

制作記事はこちら

今回の事前準備や目標はこちら

前回の振り返り記事はこちら

今回のゲームの評価は、以下のようになりました。


みんなの評価(96件)

本作には、過去最多の96件の評価が付きました。

2023/10/8 20時現在の評価

楽しさ 3.844(前回3.618)
絵作り 3.438(前回3.438)
サウンド3.469(前回3.596)
操作性 3.469(前回3.596)
雰囲気 3.531(前回3.393)
斬新さ 3.625(前回3.764)
総合  3.563(前回3.568)

※今回の評点は2023/10/8 20時現在のものです。unityroom上で確認できるデータは日々変動しますのでご注意ください

今回も予想を大きく下回り全項目ランキング外で、総合点も前回とほぼ変わらない結果となりました。

以下、項目別に振り返ってみます。

楽しさ(3.844)

ゲームとして最も重要な項目です。今回は運要素が大きかった前回と異なり、ランダム要素皆無で完全実力勝負の内容にしました。結果、前回(3.618)を上回りました。
それでもゲームとしてのボリューム不足操作性(3.469、後述)が良くなかったことで50位(3.912)に届かなかったと思います。

絵作り(3.438)

今回初めてドット絵表現に挑戦し、この項目の評価が4を超え過去最高(これまでの最高4.013:「つたえる」)になることも期待していましたが、前回と全く変わらなかったのは意外でした。
確かに文字のピクセルパーフェクトに失敗したのが減点要素だったかもしれませんが、アイテムと敵の判別(どれが敵なのか分かりづらい)など視認性に問題があったのかもしれません。
地面やキャラクターなどはほぼフリー素材で自作ではなく、地面も3種類(草原2種+土の道)のみで地味な感じだったのも評価が伸び悩んだ要因の可能性があります。花などの物体を配置するだけでもだいぶ違うと思いました。

みんなの絵作りのレベルが上がって、本作品を相対的に控えめに評価した方が多かったのかもしれません。

サウンド(3.469)

今回はドット絵に合う感じの8bitの曲や効果音の素材を使いましたが、声を付けたり音楽に合った画面演出を施したりなどの工夫をしていなかったので、中の下~中の中くらいの評価になったと思います。

操作性(3.469)

本作は私が初めて作ったジャンル(シューティング)で、この項目の評価は予想しづらかった点がありました。
確かにマウスカーソルによるプレイヤーキャラクターの方向制御などが少しやりにくい感じでしたが、大きな不満はないものの可もなく不可もなくといった程度で3.5~3.7を期待していました。
最終的に、3.5を切り自己最低点となってしまいました。
操作性はジャンルに左右されるということを実感しました。新たなジャンルに挑戦するときは操作性の評価について覚悟が必要かもしれません。

プレイヤーの視線(=発射方向)の先に線を表示すると、敵に弾を命中させやすくなって操作性が少しましになるかと思いました。

この図の紫の線で発射方向を表示すると敵に命中させやすくなる?

雰囲気(3.531)

今回はドット絵と8bit音楽で統一感を意識し、過去最高点(これまでの最高3.861:「つたえる」)も期待していましたが、絵作りとサウンドの評価が伸びなかったのでこの評価点に落ち着いたと思います。

斬新さ(3.625)

今回はランクインを強く狙いませんでしたが、コメント欄に、

「面白い!戦い方が斬新です!」
「今までやったことのないタイプのゲームですごく面白かったです。」

unityroom

など、斬新さについての声が上がりました。薄々ランクインも期待していましたが、一部の人にしか受けなかったので可もなく不可もなくといった評価になったと思います。

総合(3.563)

前回(3.568)とほぼ変わらない結果でした。
魅力の感じ方は人それぞれなので、みんなの評価は思うように上げられないことを実感しました。

コメント(8件)

本作には8件のコメントが寄せられました。
上記の「斬新さ」に取り上げた以外にも、

「ものすごく完成されたゲームシステムですね。」
「楽しかったです!ipadでも普通に遊べました!」
「シンプルな操作でありながら、どのタイミングで乗算を取得するかなど戦略性があり面白かったです!」

unityroom

など、ゲームとしての完成度を褒める声が並びました。

振り返り

今回で初参加から11連続無遅刻参加でした。有給休暇をうまく利用できたのが大きいと思います。
2回連続でランキングを逃してしまいましたが、ドット絵や新たなジャンル(シューティング)の開拓など、「作りたくて作れるものを作る」ことは達成できて個人的には満足できました。
それぞれのゲームにはその作品ならではの魅力(独自性)があるので、今後も評価ばかりを気にせず、「作りたくて作れるものを作る」精神で幅広いジャンルのゲームを作っていこうと思います。

今後の目標

  • これまで多く作ってきたパズルゲームなど以外にも、いろんなジャンルのゲーム(アクション、クイズ、シミュレーション、謎解きなど)を作る

  • 絵や音などのいろんな表現技法(3D、ドット絵、2D絵画的技法など)を試してみる

  • 総合ランキングは無理して狙わない

私が遊んだ作品(103作品)

今回は全365作品中、前回(104作)並みの103作品を遊び、評価しました。
今回は気軽にプレイできるミニゲームが多かった気がします。
そのうち傑作だと思ったものは下の記事からご覧になれます。

過去の評価まとめ

過去のunity1weekの評価の推移です。

黄色の背景が50位以内、赤文字が過去最高
各項目(縦棒)と総合評価(折れ線)
各項目の評価の推移

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