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どうしようもないPCを使えるPCにしたい~その後 #6

前回の続きです。前回は、↓から

メモリ2GBで本当に大丈夫なのか

Ubuntuフレーバーをいくつか試してみて、YouTubeの視聴が厳しいなという印象を持ったので、どれくらいメモリーがあれば、安定して視聴できるのかという思いが湧いてきました。

すでにUbuntu PCとして、使用しているノートPCで実際にYouTube検証をしてみました。ちなみにノートPCは、↓になります。

Sandy世代のノートPCで12~13年前のものです。
CPUは、Intel Core i7 2677M 2コア4スレッド。メモリは、4GBです。

年代もののノートPCとしては

一応Windows 10であれば、軽めの作業であれば、もっさりせずに動作してました。Ubuntuに変更してからは、より軽快に動作するようになりました。

では、YouTubuを視聴してみた結果です。

YouTube視聴中のシステムモニター

YouTube視聴中、Libre Officeも立ち上げていたのですが、メモリは、2.3~2.4GB使用していました。スワップは、ほとんど発生していません。
(きちんと完走します)

タブレットPCでは、全てのUbuntuフレーバーに共通していたことは、スワップが結構発生していたことと、メモリー使用量に大きな違いがないということです。

タブレットPCは、スワップ発生、CPUとメモリーで処理しきれず落ちたと考えるのが自然かと。

最小メモリPCに適したUbuntuフレーバーを考える

メモリの少ないPCでは、CPU処理も重要になり、CPU負荷もデスクトップ環境の選択肢のように思えます。

GNOME環境のデスクトップは、CPU負荷が大きいと感じました。

そこでPASSMARKでCPU性能を比較してみました。
コア数は、タブレットPCの方が多いですが、性能では、シングル、マルチ共にノートPCの方が性能は、良いです。

タブレットPCとノートPCのCPU性能比較

性能差をみてしまうと、CPU負荷の大きいデスクトップ環境では、タブレットPCにとって、動作条件が厳しいと思いました。

Xfce環境
は、通常のノートPCであれば、期待できそうですが、これが一番悩まされたデスクトップ環境だったので、今後の事を考えてパス。

そうなると、メモリ2GB程度であれば、KDEもしくは、LXQtのデスクトップ環境であるKubuntuかLubuntuになるかなという感想です。

その後のタブレットPCに選んだOSは?

大まかなデスクトップ環境を試した中で、結局、Kubuntuに戻すことにしました。決め手になったのは、トラブルシューティングの少なさ。

一番トラブルシューティングが少ないのは、Ubuntuであることは、確かなのですが、次に少なかった印象は、Kubuntuでした。

そんな訳でKubuntuを再インストールしたのですが、前回とは、異なる状況になりました。


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