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MacBook Proを現役復帰させる #3

古いMacBook Proを入手して、現役復帰させようとするお話です。
これまでの経緯は、↓から

OSインストール

OS無しのMacBook Proを入手したので、OSをインストールしなければなりません。MacBookだから、mac OSという普通の選択は、しません。
元々、mac OSの有無は、問わなかったので。

チョイスしたのは、Kubuntu

OSは、Kubuntuにしました。ある程度、使い慣れたこと。KDEデスクトップは、カスタマイズの選択肢もそれなりにあり、Macっぽく見せることができて、綺麗な事。Ubuntuフレーバーの中で比較的メモリー消費量が少ないなと感じたことが選択した理由です。

ということで、インストールしていきます。
インストール手順については、別で記事にしていますので、気になる方は、そちらを見てみてください。

インストールを済ませて、各種アップデートを済ませました。機能確認の前にどれくらいMacBook Airと違うのかをちょっとだけテストしてみることにします。

Kubuntuインストール直後 (まだ液晶コーティング剥がれ処置前)

ちょっとだけテスト

テストといっても、YouTubeのループ再生視聴です。メモリーが少ないPCだと、落ちてしまうことがあること、その違いは、どれくらいなのか興味本位です。

YouTube視聴時のシステムモニター

CPUもメモリーも当たり前ですが、余裕でした。全体的な動作もサクサクしていますし、狙い通りのPCスペックだと思います。

これ以上のスペックを望むと、高くなりますし、妥当かと。
このスペックだと、mac OSだったら、モッサリ動作になっていたかもしれません。

デスクトップのカスタマイズ

次は、機能確認の前に、MacBook Airと同じデスクトップ環境を構築していきます。使い勝手的に言うと、それに慣れてしまったからと、MacBookなので、見た目は、それっぽくしたかったという単純な理由です。

同じにならない

デスクトップテーマをMacBook Airと同じものを設定したのですが、どうも同じにならない。使い勝手が悪くなってしまいました。具体的には、メニューバーの内容が不足している。日付表示がされない。等々。
ここから同じにするために悪戦苦闘が始まります。

意外と苦戦する

KDEストアに行き、もう一度、同じテーマをインストールすることします。
KDEストアは、下記から。

すると、インストールできないのです。後で判明するのですが、この時、MacBook Proには、いくつかのアプリやモジュールが不足していたのです。

仕方ないので、テーマをダウンロードして、インストールを試みますが、そもそも、.tar.xzファイルや.tar.gzファイルのインストールをしたことがなかったのです。困りました。

Googleで検索すると、それらしき先人の知恵が。↓ (後でもっと楽な方法も見つけるが。)

https://www.ginnokagi.com/2022/05/kubuntu-2204.html

これでインストールも可能になりました。しかし、まだ、使い勝手の悪い状態が続きます。同じにならないのです。埒が明かないです。

MacBook Airを隣に並べて、違いを確認していきます。どうも、ウィジェットが足りないようです。そのウィジェットもインストールし、ウィジェットの設定も同一設定にしたら、やっと同じ画面になりました。
ついでといっては、なんですが、ログイン画面も統一してしまいました。

使用したテーマやウイジェットは、以下になります。

以下のウィジェットは、ウィジェット設定変更が必要です。

デスクトップのテーマやウィジェットの構成は、画像を参考ください。

テーマとウィジェットの配置

最後の方で気づく

KDEストアを覗いている時、インストールと表示されている下の文章に目がいきます。"Works with pling-store or ocs-url"

これは、もしかして、インストーラーって事?

Installのボタン下に" Works with pling-store or ocs-url"の記載が。

pling-storeのリンクは、切れていましたが、ocs-urlの方は、リンクが生きていました。早速、ocs-urlを入れてみます。

sudo apt install ocs-url

この後、試してみると、今まで苦労が何だったのか…。あっさりとテーマに追加されました。インストール表示のないものは、手動で対応する必要がありますが、対応しているものは、これで簡単にできます。

遠回りしすぎたデスクトップテーマのカスタマイズでした。


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