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MacBook Proを現役復帰させる #2

古いMacBook Proを入手して、現役復帰させようとするお話です。
入手までの経緯は、↓から

お手入れをする

現物確認でどんなお手入れするかを決めたので、実施していきます。お手入れしていく中で、以外な事もわかります。

液晶コーティング剥がれの対処

まずは、届いた時の液晶画面の様子から。画面全体に渡って、コーティングが剥がれています。

画面全体にコーティング剥がれが。

参考にしたのが、下記の動画です。落札した時、このモデルのウィークポイントを調べていた中で、最も参考になりました。

コーティング除去に必要なものは、以下のものです。

動画で少しつけ置きするとよいとしていますので、実践していきます。
実際に除去した手順は、以下になります。

  1. キムワイプを画面全体に敷き詰めます。

  2. キムワイプ一面がしっかり濡れる程度に電解水を吹き付けます。

  3. その状態でだいたい3~5分つけ置きします。

  4. つけ置き後、かなり広範囲でコーティングを除去できます。

  5. 残った部分は、キムワイプに電解水をつけ、除去していきます。

  6. 液晶の縁は、綿棒に電解水を浸み込ませて除去すると良いです。

  7. 画面の拭きムラは、キムワイプで乾拭きするときれいになります。

除去する際には、画面に傷が入らないように軽く力を入れる程度にします。
綿棒は、紙軸のものが良く、力の入りすぎを防止してくれます。

コーティング除去後の液晶画面

除去後は、グレアパネル特有の光沢と映り込みが…。きれいになりました。
後で保護フィルムを購入して、取り付けようと思います。

内部確認とCPUグリス塗替

次は、裏蓋を開けて、内部の状態を確認していきます。ついでにCPUグリスも塗り替えます。まずは、全体の状態から。

裏蓋を開けた状態

正直、ビックリしました。内部の汚れがほとんどないのです。バッテリーも多少の膨らみとか確認できたら、どうしようと考えていましたが、それもない状態です。想像していたより、状態は、良いかもしれません。

ヒートシンクを外して、CPUグリスの状態を確認しましたが、年数の割には、グリスが以外と劣化していないように感じました。

CPUとCPUグリスの状態 (乾いているが、多少、粘度がある状態)

CPUグリスは、用意していたものに塗り替えて、内部確認は、終了です。

システムで状態確認

目視で確認できるところは、一通り確認とお手入れができました。
バッテリーの状態は、OSセットアップ後に確認しました。

バッテリーの状態

見た目だけで判断しにくいバッテリーの状態を確認します。
これまで外観等にこれといった不具合もなかったので、バッテリーの状態次第では、追加のお手入れコストがかかることになります。

バッテリーの状態

そのバッテリー状態は、正常性89%です。まあ、劣化が多少ありますが、年式を考えれば、まだ十分使用可能状態です。しばらくは、このまま使えそうなことがわかり、ほっとしました。

落札したMacBook Proの受取直後確認のまとめ

落札したMacBook Pro のスペック
 MacBook Pro Retina 13インチ Early 2015
 2.7GHz / 8GB / SSD 128GB OS無 AC無

確認したこと
 〇 : スペック、OS無、AC無は、記載通り
 〇 : 外箱がついてきた
 ✕ : 液晶コーティング剝がれあり (想定内)
 〇 : 外観目立つ傷無し、擦り傷も少ない
 〇 : 内部汚れ無し
 〇 : バッテリー状態も年式を考慮すれば、妥当というか良好な範囲

正直、想定内のジャンク扱い品だったので、自分としては、格安で入手でき、ラッキージャンクという感想です。

追加で必要なものは、液晶保護フィルムのみとなりました。

次では、OSをインストールし、セットアップ等を行っていきます。

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