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パーソナルユースで考えた時のUbuntuという選択 #4
Ubuntu PCで色々な検証をしてきました。普通に個人で使う場合、どんなことが考えられるのか、UbuntuというOSの選択肢は、あるのかというテーマで今まで触ってきて思ったことを書いていきます。前回は、↓から。
Ubuntuフレーバーを使ってみる
インストールが終わったら、早速、使ってみましょう。
まだ、設定が完了していない可能性もあるので、まずは、PCの機能確認から行っていきます。
デバイスが使えるか確認する
前回の記事でも触れましたが、インストール、アップデートが終わっても、PC全ての機能が有効になった訳ではありません。最低限の機能が使えるようになっただけかもしれませんので、機能の確認を行います。
以下は、個人的にUbuntuフレーバーを触って、機能しなかったケースです。
・ Wi-Fi
・ Bluetooth
・ キーボード
・ 内蔵カメラ
特にキーボードは、致命的でログインできない状況を生みますが、仮想キーボードを使えば、何とかログインできますし、外付けキーボードを使えば、使えるようにもなります。
内蔵カメラは、タブレットPCやMacにありがちな機能しないケースです。
確認方法は、アプリをインストールし、コマンドを打ちます。
sudo apt install v4l-utils
v4l2-ctl --list-devices
これで、デバイス名が表示されれば、カメラは、認識されています。
アプリ「Cheese」や「Guvcview」で動作確認してみます。「Guvcview」は、アプリのインストールが必要なので、インストールします。
sudo apt install guvcview
アプリのインストール
Google Chrome等のメジャーなアプリは、ダウンロードサイトに訪れて、Ubuntu用の.debファイルをダウンロードすれば、Ubuntu標準のインストーラーソフトでインストール可能です。
UbuntuフレーバーもUbuntu用をインストール可能です。
この他にも.tar.gzや.tar.xzファイルでのインストールもあります。
トラブルシューティング
一番難関かつ面倒なのがトラブルシューティングです。
私がトラブルシューティングで活用している方法を記事します。
結構、簡単かつ便利で勉強にもなります。
最初は、先人の知恵を借りるため、検索します。
大抵の場合、解決方法が記事されているので、まずは、その通りやってみます。うまくいかなくても、2つくらい解決方法を試すのがポイントです。
ここでうまくいかない前提で書いていますが、高確率でうまくいかないです。なぜならば、先人達のPC環境と自身のPC環境が異なる可能性があるからです。どうすれば、解決できるかというと、
Chat GPTに頼るのです。
( ゚Д゚)ハァ?と思うかもしれませんが、高確率でトラブルシューティングができます。
先人達の知恵は、成功事例であり、同じ条件であれば、成功するはずです。
とすれば、何かが足りない訳で、足りない何かを教えてくれるのが、Chat GPTという訳です。
エラーとなったコードとエラーコードをChat GPTに入力して、原因と対策を教えてと問い合わせると原因と対策を教えてくれます。
下は、実際に詰んだ時、エラーコードを入力して問い合わせた例です。
(エラーコードをよく読めばいいだけなのだが)
root@MacBookPro:~/bcwc_pcie# make
make -C /lib/modules/6.5.0-41-generic/build M=~/bcwc_pcie modules
make[1]: ディレクトリ '/usr/src/linux-headers-6.5.0-41-generic' に入ります warning: the compiler differs from the one used to build the kernel The kernel was built by: x86_64-linux-gnu-gcc-12 (Ubuntu 12.3.0-1ubuntu1~22.04) 12.3.0 You are using: CC [M] ~/bcwc_pcie/fthd_ddr.o /bin/sh: 1: gcc-12: not found make[3]: *** [scripts/Makefile.build:251: ~/bcwc_pcie/fthd_ddr.o] エラー 127
make[2]: *** [/usr/src/linux-headers-6.5.0-41-generic/Makefile:2039: ~/bcwc_pcie] エラー 2 make[1]: *** [Makefile:234: __sub-make] エラー 2 make[1]: ディレクトリ '/usr/src/linux-headers-6.5.0-41-generic' から出ます make: *** [Makefile:12: all] エラー 2
原因と対策を教えて
こんな感じで問い合わせすると、下のように原因とコード付きの対策を教えてくれます。(対策回答コードは、省略)
エラーメッセージによると、使用しているコンパイラ gcc-12 が見つからないことが原因でビルドが失敗しています。これを解決するための対策を以下に示します。
そうすると、足りないものを教えてくれ、解決方法までコード付きでもらえます。誰に聞いていいかわからない時は、Chat GPTに聞くのが一番です。
Chat GPTからの解決方法がダメだった場合も、何度でも質問できます。
最初から聞いてしまうのもありですが、少しチャレンジした方が自身のためには、なります。
参考事例
これまでにUbuntuフレーバーを触ってきて、遭遇したトラブルや忘備録等の記事も参考してみていただければと思います。
トラブルシューティングやTips
これまで経験したトラブルシューティングやTips事例です。どちらかというと初心者にありがちな事例かと思います。
ゲームがしたい
Steamをインストールして、Linux対応のゲームをプレイ検証した記事です。
コマンド忘備録
参考になるかは、微妙ですが、Ubuntu Serverを設定した時の忘備録として、コマンド集を残しています。
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