授業中の暇つぶしなんかじゃない
と言いつつ（タイトル）、授業中、めちゃくちゃ漫画読んでいました。高１の生物の時間に『花より男子』を読んでたのもはっきり覚えている。はいるも読んでたよね？でも暇つぶしではなく、本気で読んでいました。（先生ごめん）
今回のお題「 #私を構成する5つのマンガ 」。選ぶの、かなりきびしかった……。さちこの5選、ご覧ください。
1.MAJOR
人生で初めて自分で買った漫画。忘れもしない小学1年生くらいのときに、ピアノのお稽古の後立ち寄った本屋で平積みにされていたメジャー。すでに野球好きだったわたしはなぜかそのカバーに惹かれてお小遣いで購入。なぜかその記憶は今でも鮮明に覚えている。当時は5巻くらいまでしか出てなかったんじゃないかな。気付いたらNHKでアニメをやっていてびっくり。
5歳の吾郎少年が大好きなおとさんに野球を教えてもらって、仲間と野球に打ち込みながら大人になっていくお話。とにかく熱い。「夢」「努力」「友情」と少年漫画王道の三拍子が揃い踏み。タイトル通り、最後はメジャーリーグにも挑戦して、34歳でストーリーが終わる。
吾郎君と一緒に自分も成長していったから(もちろん途中で抜かされるけど)、小学生のときは野球がやりたくてしょうがなかった。同じ年代だったからか、やっぱりリトルリーグ時代の話が今でも一番好きだな。
今でも野球観戦していて海堂高校エリートの草野君の「守備が下手な選手はボールの落下地点が予測できないからファインプレーに見えるだけだ。」っていうセリフが脳裏をよぎったりする。
ちなみに吾郎君の親友、佐藤寿也君と同姓同名(漢字はちがう)の選手がロッテに入団しました。ポジションまで同じキャッチャー。これは大注目。
はいるの息子が漫画を読めるような年齢になったら、ぜひ買い与えてください。わたしの母親も一緒に読んでいたので、大人でも楽しめる漫画。
2.BECK
音楽が聴こえてくる気がする本当に不思議な漫画。ライブやフェスの場面の臨場感。コユキの声が聴こえてくる。竜介のギターの歪みが聴こえてくる。
アニメ化したとき、ビークル(BEAT CRUSADERS)が楽曲を作っていて、それまた素敵で大感動したなあ。
作中では音楽史上有名なアーティストもそのまま出てくるし、パロディー的なものもめちゃくちゃ散りばめられている。BECKがきっかけで聴いてみた洋楽アーティストは数知れず。今読み返したら気づけることも多そう。
ちなみに映画はキャスティングがどうしても気に食わず、見ていません。コユキは佐藤健みたいなイケメンではない。
3.NANA
天ないも大好き、大好きですが、NANA。今でも続きが出るのを待ちわびてる。幸せ、不幸、幸せ、不幸と、なんでこうなっちゃうかなあ！？の連続。中高生が読む漫画じゃないな、と今では思う。奈々の妊娠が発覚したとき、めちゃくちゃショックだったな……。
他人からは「正しくない」と言われてしまうような「人の弱さや汚さ」をまざまざと見せつけられる漫画。でもみんな当たり前にそういう部分、持ってるよね。それと一緒にどうやって生きていく？って考えさせる漫画。
既刊の最後の方はつらくて、苦しくて、矢沢さんも描き続けるのが相当厳しいんだろうなと本当に感じる。それでも2人のNANAが、どんな人生を送るのか、見届けたいな。
みんな一度は話したことがあるであろう、誰がタイプか問題。わたしはタクミです。絶対好きになっちゃう。章司とか〜ノブのほうが絶対いいじゃん〜ってわかっててもタクミに行っちゃう……。はい、男を見る目なしです。
4.ママレード・ボーイ
ほんとはすっごく苦いとこあるのに、みんなうわべの甘さに騙されて気づいてないの。
このセリフ、最高すぎる。天才。わたしの初恋は遊。イケメン、ツンデレ、頼れる、一途。こんな男の子と一つ屋根の下で暮らしたら好きになるに決まってる。
ママレード・ボーイは近所のお姉さんが見ていたアニメを一緒に見たのがきっかけで、アニメ→漫画っていう順番で見た作品。アニメのオープニングなんて今でも歌えちゃう……。今でも大好きな少女漫画。
5.ONE PIECE
あと1冊、どうしようか非常に悩みましたが、王道ONE PIECE。これは兄が読んでいたのがきっかけで読み始めた漫画。小学生から読んでいて、今でも連載が続いているなんて本当すごい。「海賊ってかっこいい！！！」って無邪気に思っていた小学生時代。
ストーリーやONE PIECEの良さなんて、今さら論ずるまでもないですね。一時期わたしの部屋はチョッパーのぬいぐるみやらがたくさんありました。
新刊発売日にマックでご飯を食べていたら、近くにいた男子高校生の会話で「エースが死んだんだよ！！！」ってネタバレされたときに殺意が沸いたことは今でも忘れない。家に帰って読もうと思っていたのに……。
その他はまっていた漫画
今回の記事を書くのでいろいろと思い出した中で、もう書ききれないほどはまっていた漫画がたくさん。
りぼんっ子だったから当時の作品はもう懐かしすぎて全部読み返したい。（『グッドモーニング・コール』とか『神風怪盗ジャンヌ』とか。）吹奏楽部だったときにめちゃくちゃ読んでいた『のだめカンタービレ』。『DEATH NOTE』もめちゃくちゃはまって中学の授業中に読んでたな……。兄の影響で少年漫画も大好きで『ルーキーズ』もジャンプで読んでいたし、『世紀末リーダー伝たけし！』も大好きで、ゲラゲラ笑ってたな。
元カレの部屋はもはや漫喫だった
最近は漫画を買ってスペースが取られるのが嫌で、あまり自分では買わなくなった（TSUTAYAに借りに行くことが多い）。ただ、元カレが漫画大好き人間で、とにかく漫画だらけの部屋だった。彼がゲームをやっているとき、わたしが先にはやく起きてしまったとき、ほぼ漫画を読んで過ごしていた。ケンカして別れるってなったときも、わたしが借りていた漫画は郵送して返せって言うほど漫画に対する愛がすごかった。私が貸しているオードリー若林のエッセイはまだ返してくれないのに！そんな彼の部屋ではいくえみ綾や浅野いにおの作品を読んだりしていました。
わたしにとっての漫画とは
漫画。今も昔も大好きでなくてはならないもの。わたしにとっての逃げ場のような存在。現実がつらくても、漫画を読めば、登場人物たちの物語に入り込める。それが恋愛でも、冒険でも、スポーツでも、ギャグでも。少しの間でも頭をからっぽにして、没頭できる時間。小説だとかたすぎる、ドラマや映画は時間のしばりがある、そんなときは漫画を読むにかぎる。いとこから『甲子園へ行こう！』を全巻借りているので、今日はそれを読む日にしよ。
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