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【集客】クリニック来院理由アンケートから、効率の良い集客法を考察してみた

モノよりコト消費のご時世です。
提供する医療サービスでの差別化が難しいクリニック市場での集客について考えてみました。

今回は全新患患者さんから聞いている来院理由アンケートの結果をもとに、効率の良い集客法について検討しました。
興味のある方は是非最後までご覧ください!
(あくまで個人的見解です 笑)


来院理由

開院5年目。現在ほとんど広告を出していない当院への来院理由は、紹介ホームページが同率1位で、次がインスタです。
ちなみにGoogleマイビジネスの口コミは他院の妨害により半年で1.1下げられ3.5です。
開院時に挨拶回りをした病院からの紹介はゼロです。

それでも毎日多くの新患が来院していただける理由としては…

  • 「人はネット口コミより、リアル口コミを信用している」

  • 「高額なインスタやGoogle対策のコンサルなどは割に合わない可能性がある」

  • 「ホームページは来院決定の重要要素」

  • 「セルフブランディングが大事」

などが、考えられます。
もちろん地域や対象患者さんによって大きく異なると思いますが、参考までに。


どこにリソースを割くのが賢いか

上記結果から単純に考えると、

  • リアル口コミを広めましょう

  • 来院したくなるホームページを作りましょう

  • 特徴を分かりやすく言い続けましょう

となります。
どれもコストのかからない事ですので、やって損はなさそうです。


リアル口コミを広める

良い口コミを広めてもらうには、「満足」を越えた「感動体験」が必要です。

  • 「待合室で立ってたら、椅子を持ってきてくれた」

  • 「痛みがあるときに手を握っててくれた」

  • 「電話対応がとても親切だった」

何でもいいです。
気のきいた対応。心配りですね。

注意すべきは、クリニックに入ってから出るまでがかけ算ですから、待ち時間×受付×看護師×医師のいずれか1つが、0点またはマイナスなら、いくら他が良くてもバッドエンディングです。
待ち時間対策も工夫しています。


来院したくなるホームページ

開業時にお金がなかったので、うちのホームページはクラウドワークスで3万円で作ってもらった手作り感のある代物です(笑)
ただし外せない条件として自分で修正や更新が可能なことを重視しました。
そして後に、ホームページ内にYouTubeでの説明動画を張り付けていきました。
ネットの意図的なバツコミによるイメージを払拭するために始めたのですが、思いの外効果は高かった印象です。
ホームページを見た方に対して、来院する前の段階で院長やスタッフの雰囲気を伝えられることができますし、事前にYouTubeを見てこられる患者さんが多いので、説明の手間が省けて、診察時間の短縮になりました。


特徴を分かりやすく伝える

自院の魅力は何か。最初は難しいと思います。

やっていくうちに患者さんが増えてくると思いますので、どのお悩みで来院されたのか、診療単価はどうなのか、集計をとります。
最終的にその地域のニーズと、自分が提供できる価値、やりたいこと、やりたくないことを総合的に考えて、3つくらいに絞って特徴を打ち出します。わかりやすさ、伝わりやすさを意識して。


(おまけ)集客のその先は

企業には
導入期→成長期→成熟期→衰退期

があります。
今回のお話は導入期のお話でしたが、成長期に
集客が十分にできて、忙殺されそうになってきたら、さらに対象疾患を絞り、客層を絞ります。
そうすることでブランド化が起こり、集客のコストがかからなくなり、患者さんも質の良い医療が受けられることで、医師患者関係も良好になります。


まとめ

リアル口コミとホームページに注力して、ガッチリ!
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