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小学校に入る前に日本を離れたらこうなった三男②

以前「日本語での作文はしたこともなかったが、両親ともに日本人だし、日本で育ってるし、その辺は勝手に身につくだろうと思っていたらそんなことなかった」というお話をした。

今回はその後の三男の様子である。

彼はどんどん新しい単語をスクールで習ってきた。そのうち、英語の単語は知っているけど日本語で何と言うのかわからない単語も増えてきた。
ある日、スクールから帰ってきた彼は興奮した様子で「あんな!今日な、スクールでMs.Murphyがvolcanoの話をしてくれてん!volcanoがeruptしたらな、めっちゃ熱いlavaがいっぱい出てくるねん!」と報告してくれた。

ルー大柴どころの話ではない。
私は「お、おぉ。そうか。そら大変やな…」と言うのが精一杯だった。

そんな彼が頑張って書いた日記である。

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お分かりいただけるだろうか。
23日5月
きょうがっこうでみょーじくのぱふをーめんすがあった

訳:
5月23日
きょうがっこうでミュージックのパフォーマンスがあった。

訳の訳:
5月23日
今日、学校で音楽の発表会があった。


日本語で書けている分、前回よりはずいぶん成長が見られる。
しかも耳で覚えた単語を日本語で表現しようとしている!いいぞ、三男!!


彼が日本語で文章を書けるようになるまでもう少しかかるのだが、折を見て彼の成長を披露していこうと思う。

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