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社内ルールを減らしたい管理部門の人が知っておくとよい「細則主義」と「原則主義」の違い

いろんなことが社内で起きるので、管理部門の人は対策として「ルール」をつくります。一方で、ルールつくってる側も「ルールが多い会社にしたいわけじゃないのに」と思ってたりします。そういう人にシェアしたい情報です。

細則主義(rule-based)とは

細則主義(rule-based)は細かく決定された一定のルールに従うことを重視する考え方[引用元]
ルール・ベースのアプローチはある程度詳細なルールや規則を制定し、それらを個別事例に適用していく[引用元]

検索するとわかりますが、会計の世界とかで使われることが多そうです。今回は会計は関係ないので忘れてください。

原則主義(principle-based)とは

「プリンスプルベース・アプローチ」の意義は、一見、抽象的で大掴みな原則(プリンシプル)について、関係者がその主旨・精神を確認し、互いに共有した上で、各自、自らの活動が、形式的な文言・記載ではなく、その趣旨・精神に照らして真に適切か否かを判断することにある。[引用元]

原則論があって、個別対応しろってことですね。

アイデア:「ルール」ではなく、「ガイドライン」をつくろう。

「ルール」という言葉が、「細則主義(rule-based)」のニュアンスを含んでいる。例外対応を認めないニュアンスがあるので、ルールが多すぎるとウザくなる。そこで、「原則主義」のニュアンスを出すために「ガイドライン」という名前を使うのはどうか。

ガイドラインとは、大まかな指針。指導目標

個別の事例はそれぞれ考えてね、というニュアンスがある。

例:経費精算の「ルール」と「ガイドライン」

会社としては無駄使いをしてほしくないので、こういうのはNGとか、こういうのはOKみたいな個別の事例に適用できるルールを定めたくなる。外出中の待機時間に喫茶店に入ったお金は経費になるのか、とか。いくらまでいいのか?とか、細かい話になってくる。

ガイドラインでいくなら、「私的利用も可能と判断される経費はできるだけ避ける」ぐらいになる。

ルールが多すぎると感じた場合、本来ガイドラインでよいものを、ルールにしてないか?を検討するべきだろう

全部ガイドラインにすると、各社員がすべて判断する必要があるから疲れてしまう。使い分けが必要だろう。ルールとガイドラインの2つがあるという共通認識があれば、それだけで仕分けがしやすくなる。

「ルール」の話をしているのか、「ガイドライン」の話をしているのか、曖昧になっているときがある

それぞれの思考の癖がある。私の場合は、「ルールをつくりたい」という提案が来たときも、個別に適用できるルールの内容よりも、その裏側にある原理原則だけ気にしてしまってるときがある。ルールの提案にもかかわらず、個別の事例に適用できるかどうか、ちゃんとチェックしていない。これはだめだ!!!すみません。

おまけ:就業規則を面白くする

昔、就業規則を漫画にするとか考えてたのですが、いまいちだなと判断して忘れてました。就業規則が細則主義で書かれてるなら、これを原則主義に書き換えるとかは、面白そうな感じはする。

なるほど感のある感想を引用しておく


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柴田史郎

誰かが書いてたけど、サポートしてもらったらそのお金をだれか別の人のサポートに回すと書いていて、それいいなとおもった

下書き:「これはやらなくていい」と言われてるひとが想像以上に多い
人事を10年。今はバックオフィスの責任者として、売上を直接つくらない部署の成果を、コスト削減以外の形でどう定義し実行するか、を考え続けています。面白法人カヤックで執行役員管理本部長をやっています。noteのネタ元→https://scrapbox.io/4bata/