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リモートワーク歴がやたらと長い僕が導き出した自宅作業環境の話

新型コロナの影響でリモートワーク、テレワークってやつが急激に注目されるようになっている今日この頃。

いきなり「自宅で仕事をしろ」などと言われて戸惑う人もいれば、ようやく仕事を自室でできるぜ! と喜んでいる人もいたりするもんだと思うのだけれども、それでも「いきなり」ってのは辛い。

基本的に仕事ってのは職場でするものであって、プライベートの集合体である自宅でやれって言われてもいきなり環境揃えられる人の方が少ないんじゃないだろうか。

何が必要なのか、何を揃えて行けばいいのか、そしてこんな状況がいつまで続くのかもわからないような状況の中で、様々な情報が飛び交っており、ありがたいことに諸先輩がたがいろんな方法を提示してくれているので、情報を追えばそれなりの環境が揃えられるのは決して不幸な話ではないと思う。

まぁ実際のガチ目の環境整備は歴戦の先輩方に任せるとして、今回は僕が15年かけてゆっくりと作り上げてきた環境やおすすめを紹介しようかと思う。かなりネタ要素含んでるので、話半分にでも読んでもらえれば幸い。

前回とある程度かぶるけど、まぁ前回半分の話から独立した読み物だと思ってくだしい。

モニタは2枚あると何かと便利

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パソコンはすでに多くの方が仕事用に持っていると思うから機種とかスペックとかはさておき、モニタは2枚あると結構捗る。

今でこそデュアルディスプレイなんて当たり前の話感はあるけど、自室でパソコン触るのにモニタ2枚ってそんな多くないと思うのだけど、もし持っていないなら安い20インチとかでいいので買い足しておくと作業がびっくりするくらい楽になると思う。

ちなみに僕は3枚なのだけど、2枚は仕事用。3枚目は動画閲覧用なので、仕事中も音楽を聴きたいぜ! アニメを観たいぜ! エロ動画観まくりたいぜ! って方にはおすすめ。

職場ではできないことをする? 違う。職場ではやってはいけないことを平然とする! それがリモートワークだ!(多分怒られるやつ)

バックアップ関係

自宅作業の際、最も気を使わなければならないもの となると、当然のことながらセキュリティだ。

最近ではクラウドでファイルを保存するのが当たり前感あるのだけど、個人的にはそれでも怖いので、仕事データで終了したものやバックアップが必要なものはできるだけ外付けHDDなどの外部ストレージに保存しておくようにしている。

大事なのはそこがオフラインであることで、自分以外がアクセスできないあらゆる手段を考えるに、最も手っ取り早いのは「不便であること」という結論に落ち着いた。

詳しい人からすればもっといい方法があったり、クラウドのセキュリティは十分だから考えすぎだバカ! って言われそうな気もするが、自宅で、自力でできる楽な方法となると不便を強制する方が早いというか不便こそ最大のセキュリティだと思っているので、技術力とか知識とか関係なく隔離しちゃう方法としてはこれが一番楽って感じに。アナログっちゃぁアナログ。

プリンターは絶対必要ってもんではない

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元DTPオペとしてこんなことを書くのもアレだけれども、最近では請求書類やその他書類も電子化が進んでいるので、プリンター必須ってことはない。

イラスト関係やグラフィックデザイン関係だとあった方がいいと思うが、大抵の場合はどれだけ頑張っても出力所はおろか、コンビニプリンターの方が綺麗に出るので、所持しても安物のプリンターで十分っていうのが実感。

モノクロ書面を綺麗に出したいなら安物のレーザーで十分だし、Wi-Fi環境下で遠隔操作したいというのであれば対応のインクジェットプリンタとか。

ただ、スキャナはあると結構便利なので、複合機を買うのは断然アリ。そうでない場合は無理してプリンターを頑張る必要はないと思う。

ネット環境は今構築できる最良を目指す方向で

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いきなりリモートワークってことになったものの、家のネット回線がモバイルルーターしかないって場合が多いって話をよく聞くのだけど、ネット回線はリモートワークの肝でもあるので、可能な限り速度を上げておいた方がいいとは思う。上記のプリンター代端折ってこっちに回すくらいでも。

回線速度は(プラン表記上)100MB以上の光回線だと安全圏かと思われる。うちは1GBにしてるけど、正直そこまではいらんのではないかなぁ…。

先日Twitterに速度テストの結果をアップしたら「速すぎぃ!」って言われたので、多分いらん。でもプラン上、そこまで金額が大きく違うわけでもないので、余裕があればいれて困ることはないと思う。

ルーターも、無線LANの周波帯5Ghz対応のものを用意しておけばスマホでも高機能ノートでも十分使える速度になる。ただし、安いWindowsノートだと周波帯2.4Ghzの電波しか使えない場合もあるので注意。その場合はLANケーブル繋いで有線でするとか方法を考える感じで。

自宅ならではの環境整備

ここから先は非常にネタっぽくなってくるので、快適な自宅作業環境を考えつつ明後日の方向に飛んで行きたい人向け。

その1:おやつを大量に用意しておく

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一人で仕事してると特になのだけれども、とにかく集中力が途切れた時の手持ち無沙汰感や口寂しさが半端ないので、常用できるおやつは絶対に欲しい。

何がいいのか色々考えたのだが、最終的に僕はウエハースが大正義ということに落ち着いた。

特に、ハマダコンフェクト様のウエハースシリーズは薬局などで安価に手に入る割に量がめちゃくちゃ多い。そして軽いので、ちょっと口寂しくなった時に1枚つまむみたいなのに最適すぎる。

他には手を汚したくない、ボロボロ食べかす落としたくないという人は一口サイズのチョコレートもアリだけど、こんなん食ってばかりだと流石に太るって人多いと思うので、常食はおすすめしない。

ポテチは言わずもがな。手に油がつく、大量摂取はやばいなど色々出てくるので、その辺りウエハースはなぜか気軽感ある。なぜか。

なんにせよ、色々試して一通り揃えておくのをおすすめしたい。なにせ、監視する人がいないのだから、空腹時の集中力低下って本気でまずいんすよ。ちょっと小腹を満たすためのものは置いておきたい。

その2:自室ドリンクバーを作ろう

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おやつの話と重複するが、一人で仕事してると何かと口寂しくなることが多い。なのでおやつでカバーをするわけだが、そうなると飲み物も欲しい。

というわけで、できるだけ手軽に飲み物が取れる状態にしたいのだが、近所に自販機があったとして、一本の価格はそれなりのもので、それが毎日となるとお財布を結構圧迫する。

と、いうわけで、僕は去年より自室ドリンクバーとしてコーヒーメーカー(ネスカフェのバリスタ)を設置したのだけど、これがある場合とそうでない場合のお財布圧迫感がまるで違う。

コスト的には、毎月2500円くらい払えば1.5ヶ月〜2ヶ月くらい持つので1杯単価は相当落とせる。そして飲み放題である。もっと安くする方法もあるにはあるが、手間考えるとこの辺りかなーって感じ。

あと、コーヒーばかりだと胃が苦しいのでジュースも飲むわけだが、これはディスカウントストアで箱買いすると安い。

うちの近所だと、2リットルのコカコーラが6本で1000円しないので、これでもう十分。

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トドメに、最近自室冷蔵・冷温庫を導入し、缶やペットボトルはこれで収納できk…

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ギャース!

その3:観葉植物があると心乱れない

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僕の場合、すぐそばに窓際があるので、そこに観葉植物を置いて育てているのだけど、いやー、小物って心落ち着くよねって感じで目の届く範囲にあると嬉しい(写真は自室の窓際に置いてる桜の盆栽)。

種類は何でもいいのだけど、僕なんかはズボラのO型牡羊座大雑把でO脚なのであんまり手間のかからない奴が嬉しいってことで、多肉植物を飾ることが多い。

あと、ネギ。食材として使ったネギの根っこの部分だけ拝借して、適当に土かぶしておけばニョキニョキ伸びてくるのを見るのも楽しいし、育てばまた薬味として使える。

僕は窓際に育てられそうな野菜の小さなプランターを置いて、ネギ、大葉、プチトマトを育ててたのだけど、味はともかくまぁ食える。ちょっとした息抜き程度の栽培なので期待値は高くないが、ちょっと気分を変える時に愛でるのも一興だ。

その4:手軽な運動器具でちょっとでも運動不足を解消

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自宅作業は通勤の手間がないので、動かない時は本当に動かない。運動不足まっしぐらなのだけど、腹筋ローラーや握力増強用のグリップなんかを持っておくと、ちょっとした気分転換にもなるし、ほんのちょっとでも体力の低下阻止に役立つ。

趣味の人は自転車とか大掛かりなものがあるともっといいのだけど、とにかくリモートワークの最大の敵は「集中力の低下」と「低下時の挙動」なので、ズボラさんでも極力「今すぐ体を動かすことができる」状況を作って置いた方がいいというのがここ数年での結論だ。

これだけ揃えたら

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二度と自室から出て仕事しようなんて思うことがない。

いや、あかんわそれ。

流石にここまでするのは馬鹿げてるだろうし、こちらとて10数年かけて築き上げた環境でもあるので、参考にしろって言われても巫山戯るなとしか返ってこない気もするのだが、せっかくの自宅作業だ。できる限り快適でいたいし、どうせなら少しでも能率を上げたい。

もしあなたがリモートワークをすることになって、何を揃えればいいのか迷った時、できることならこんな記事など参考にせず、歴戦諸先輩方のありがたい話を参考にすることをオススメする。

ではさらばだ!

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