【太陽の塔】
今、コロナ(太陽)は世界を闇(病み)で包み不安を増大させています。ポストコロナ時代に向けて1970年の「太陽の塔の」意味、岡本太郎の問いかけに耳を傾けてみよう。
縄文、曼陀羅、熊楠、贈与、神話、、多くのヒント。
万博は何だったのか?
そのテーマは「 人類の進歩と調和」
太郎さんはそこに圧倒的に抵抗します。進歩を疑えと。。むしろ、内なる未開人、原始人を蘇らせろと。
芸術は決意だと太郎さんは言っています。
太陽の塔は人類に対する供物である?なぜ、いまだにあるのか?それは背負い続ける覚悟なのではないか、、
テクノロジーの進歩は自然をコントロールすることからはじまった。原爆でヒトが作った兵器で多くの人々が死に、震災やコロナで人間の力の及ばなさを知ったのにまだ人間は無駄な進歩=生産と利益の追求を続けるのか?そろそろやめないか。
テクノロジーの支配からの解放、またはテクノロジーとの共存・協働にはアートの力が必要になる。
敗戦後の日本は天皇でも神でも政治でもなく進歩=「豊かな未来」を求めた結果、物質的豊かさは手に入れたが、自らが作ったシステムの上に隷従しているのではないか?
政治は既に信憑性のない最も劣化したシステムとなってしまい、私達は何に従っているのか分からなくなっている。従うべきものがないなら最終的に信じるものは自分自身。
日本人とは何か、人間とは何か?の問いを忘れてはいけない。
https://asiandocs.co.jp/con/274?from_category_id=5#contents
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?