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【レポート】ANTEROOM TABLE「マッチョ」

毎月第2日曜に開催しているホテルアンテルーム京都での哲学カフェ「ANTEROOM TABLE」、今月は「マッチョ」について考えました。開催中の展示「問題のシンボライズ ー彫刻・身体・男性性ー」に合わせて設定したテーマです。

マッチョというと筋肉ムキムキな姿を想像しますが、強靱さ、逞しさ、勇敢さ、好戦性など、男性的なものとされる思想や行動に関連する言葉(マチズモ)としても使われます。当日は参加者から出された「マッチョな会社」という例を皮切りに、社会に潜む様々なマッチョさの中身について考えていきました。

・マッチョでない会社はどんな会社か?経済活動がそもそもマッチョでは?
・自分をコントロールする考えがマチズモの正体ではないか?
・マチズモは自分や他人をモノのように扱ってしまうのではないか?
・「マッチョ」の中身も時代と共に変化するのだろうか?

男性性と経済活動の結びつきの話題だけでなく、脱毛や韓国アイドル、男性と電車などの乗り物の関係…などなど、硬軟織り交ぜたトピックが話され、とても刺激的な対話の場となりました。

次回のANTEROOM TABLEは1月8日、テーマは「シンボル」です。ご関心あればこちらもチェックしてみてください。

(おわり)

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