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営業されるのが嫌いな僕が、営業として頑張っている理由

こちらはオープン社内報として作成された記事です。

お疲れさまです。瀧澤です。

僕は、10年近く「営業」という仕事をしています。今日は、これまで僕がこの仕事にどう向き合ってきたのか、どんなことを心がけているのかを書いてみました。

「営業になりたてで自分に何が足りないか分からない、、」
「自分らしい営業スタイルって何だろう、、、」

と悩んでいる人に向けて、僕なりに伝えられることを綴ったつもりです。

よかったらぜひ読んでください。

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僕は、いわゆる「営業」を受けるのが嫌いです。

何かモノを買う時、まずは徹底的にネットでリサーチして、自分にとってベストは何か、どこで買った方が良いのかを調べます。

それでもわからないことがあったり、迷ったりした時だけ、お店に行って店員さんに質問する。その上で、自分で判断することにしています。

もし店員さんに強く営業されたとしても、それだけが理由で購入に至ることはほぼないです。

なぜなら、本当に僕のことを考えてオススメしてくれているのか、売る側にとって都合が良いだけの話なのか、判断がつかないから。

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そんな僕は、47に入社して以来、オフィス移転の仲介営業として10年近く働いています。気付いたら、社内ではベテランの域になってしまいました。

営業嫌いなのに営業の仕事をするなんて、矛盾してるかもしれません。自分がされたくないことは、当然お客さまにもしたくない。

実際、日々の業務の中では、常に葛藤がつきまとっています。

でも、僕のように営業されるのが嫌いな人だって、一定数いるはず。そういう人に向けて、同じ気持ちだからこそできる営業があるんじゃないかと信じて、僕はこの仕事を続けています。

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ちなみに、営業嫌いの僕なりに、仕事をする上で心がけていることがあります。

・こちらから強くオススメはしない
お客さまが自らベストだと思える選択ができるように、いろんな提案をして、コミュニケーションをとり続ける。けっして誘導したり焦らせたりしない。

・お客さまの時間を奪わない
無駄な電話やメールをしない。一回のコンタクトで、できる限り過不足なく、分かりやすく、必要な情報を伝えるようにする。

僕自身が「こうされたらストレスだな」と思うことは、お客さまにもしない。その感覚を大事にしています。

ここに挙げたのはあくまで一例で、必ずしも正解というわけじゃないけど、もし僕と同じような気持ちで営業という仕事に向き合っている人は、よければ参考にしてみてください。

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営業になったばかりの頃は、僕もいろいろ悩んだりしました。

今だって、いわゆる「営業力」が強い人たちの話を聞いていると、自分の力不足を痛感して、胸が苦しくなったりもします。

でも、人には向き不向きがあるし、やみくもに手法だけ真似したって仕方ない。もっと「自分らしさ」を大事にした方がいい。そう思えるようになりました。

自分だったらどんな風に営業してほしいか、逆にどんな営業をしてほしくないか。それを考えて実践していけば、自分らしい「営業」を見つける近道になるし、結果的にお客さまにも満足してもらえる気がします。

ということで、思うままにつらつらと書いてしまいましたが、そろそろこの辺で終わります。

今日も一日頑張りましょう。

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