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創作講座:王道や流行から逃げてませんかね?

王道や流行にのっただけみたいな、陳腐で薄っぺらい作品。
っていうのは便利な言葉ですけども。

じゃあ、たとえば。
自分はそうした王道ど真ん中をやれば、ちゃんといい作品が出来るんでしょうか?

っていう重要な話です。

や、そんな「陳腐でありきたりな、誰にでも出来るような薄っぺらい作品」なんてバカにするくらいなんですから、その程度いつでも出来ますよね?
まさか、出来ないどころか、書けないなんてことはないですよね?

だって「薄っぺらいし、誰でもそんな物は書ける」と思うんですから。
間違いなくバカにするくらいですから、当然出来るはずです。

評価だって最高ではないにしろ、それなりに得られるはずですよ。
間違っても、書けないとか、自分で書いてるうちに迷うとか、何やってるんだが意義が感じられないなんてことないですよね。

他人の作ったものをバカにするってそういうことですよ?

出来て当然っていうんだから、自分でも当然その苦労はわかってるしできるはずです。

その程度のことはできるから、できた上でそう言ってるんですよね?
まさか、出来もしないのに言ってませんよね?

……などと、まあ、ちょっと意地悪な書き方をしましたけども_(:3」∠)_

出来ないのであれば、つまりよく知らんしわからんし。
そもそも判断できるだけの知識も見識もないってだけなんですよ。
よくわからんことを、勝手に下げ判定良くない。

そこはまず、気に入らないから羨ましいから不安だからと、コンプレックスをこじらせた何かや、不安を誤魔化した何かで自分を正当化しようとしないで、物事を馬鹿にしたりせずにですね。

流行や王道はなぜ人気があるのか、ということを正面から検分して、どういう意義があるのか、しっかりと調べて知っておくべきじゃないかなあと思うわけでして。

そもそも、自分だってそれをきっかけにいい感じに書けたり、うまく取り入れることが出来て、なんか評価されたり書籍に出来るのであれば、そういう側になりたいのが基本なわけでして。

好き嫌いはあるかもですけども、できるのであれば、できた方がいいに決まってますし。
その辺の意義を、ちゃんと理解しておくのは大事なことなので。

今回は「そうした王道や流行は、あくまでも基礎でありベース」だと理解した上で、その辺りをどうやって解釈して使っていけばいいか、の話をしていこうかなと思います。

王道も流行も陳腐さも、それらは基本でしかないですし。
使うものではあっても、使われたり避けたりするものではないので。
だって、ただの道具や材料ですよ?_(:3」∠)_

それに、王道のお約束のわかりきった約束されたご馳走、食べたくないすか?

よろしくお願いします。


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