「人は現在進行形で”思考”することはない」を理解すると、少しだけ生きやすくなる。
物理学としての現在や、言語としての現在は存在するが、人間の脳処理における現在は存在しない。
過去・未来・現在という言葉は、会話を円滑にするための論理的な言葉であり概念である。
現時点での行動は、
現在時点で衝動的に行動する訳ではない。
人は、未来にある利益に対して、過去の記憶(経験)を元に行動が発生する。
過去=記憶
『行動しない=楽』
「行動=未来につながり、未来の良い結果が記憶」
過去の経験の重要性
現在の自分は過去をもとに動いている。
衝動的な行動をするのは、
物心つなかない子供だけ。
物心つかない子供は、目先の利益を優先する傾向にある。
これは、俗にいう「想像力がない。」ということである。
例えば、誘拐犯の常套句「オモチャをあげるから、着いておいで」
子供にとって、知らない人についていくことでリスクがあることを知らない。どんな結果が起きるか記憶に知識がない。経験がないため。
オモチャという利益という経験だけで行動をしてしまう。
大人で置き換えると、「リツイートした人に100万円配ります!!」
普段気軽にするリツイートという行動はローリスクだという経験だけから、100万円というお金の価値を知識として知っていることで利益に飛びつく。
実際は、SNS上から騙されやすい人を選出するための方法であり、詐欺のターゲットや犯罪に巻き込むターゲットを選出するための物だが、知識と経験がないために、無意識の「想像力がない。」行動をとっている。
過去や未来に捕われないのは、
欲望だけで突き動く本能だけ。
人間は理性的な生き物であるため、正常であれば過去を元に不用意な行動をとらない。
不用意な行動とは、前述のとおり「想像力がない」行動のことで、この「想像力がない」行動は、過去を元に動いていないので”欲望”だけで動いている。
欲望で動くのは獣。
理性と反対の本能で行動するのは馬鹿のすること。
人間は考える生き物であり、未来のために、過去の経験を基準にして行動する。
過去の経験が8割以上大切になる。
幼少の経験を含め、過去というものが行動することに影響を与えている。
過去(記憶・経験)を元に動く癖がつくと
失敗しない行動ができるようになる
「成功体験・失敗経験」があることで行動に移すことが出来る。
努力をしたり、練習したりすることでの成功するという体験・経験は重要である。
自身が行動するために必要となるのが、努力・練習であることが理解できるようになる。
これは非常に簡単な過去を元に行動するという考え方である。
しかし、「努力・練習をしないと行動できない」になってしまうと、行動ができなくなる。
だからこそ、多くの行動するための経験があることが重要となる。
行動しないための理由を増やさないことが大切。
行動しないための理由とは、「練習をしていない」「努力をしていない」「準備をしていない」「何をしたらいいかわからない」
これらは、”経験がない”を理由に行動をしないための理由を作り上げてしまう。
行動するためには過去の経験が重要となるが、
行動しないことに過去の経験は重要ではない。
人間は多くの場合、過去を元に考え行動している。
人間は、本能のままに生きているわけではない。
だからこそ、嫌なことや、やりたくないことがたくさんある。
しかし、今の自分がなぜそれをするのかということを考えて、割り切ることで行動することで楽になることがたくさんある。
自分は「過去を元にして動いている」という認識をしっかりすることが出来るようになると、
自分自身が ”どうして今は行動できないのか?” を知ることが出来るようになる。
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