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リキリキさん(リキテックスリキッド)到着!そして『老人と海』ばりの闘いが・・・

今日は、リキテックスリキッドが届くはずでした。気づいたら、玄関に不在の連絡票が。ピンポン、鳴らなかった?そんな時もあります。結局、再配達。私はまだ、受け取る準備ができていなかったのかもしれません。そして、ついに到着。何度もありがとうございます。

プリプリみたいと思いつつ、勝手にリキリキと呼んでいるリキテックスリキッドは、案外小さな箱に入っていました。しかし、ずっしりきます。

開封してみたら、イエローオキサイドが漏れていました。スポイトもなんだか斜めになっています。一体、何が!?キャップは固まっている感じでしたが、道具を使用しなんとか開きました。そして、ナフソールクリムソン。黒いキャップに赤い跡。よく見ると、ガラスの外側にも。一体、何が!?そして、キャップが固着していました。絵具が固まっているのが見えます。中身はまだ液体のようでした。キャップは、斜めになっているようでした。

あとの細かいことは気にしないことにします。

とあるお店から通販でわけていただいたのですが、やはり画材は実物を見て買った方がいいのかなと思ってしまいました。そうではない場合もあるのでしょうけれど・・・。キャンバスさんたちは別のお店にお願いしたので、無事届くといいです。

そして、ナフソールクリムソンについては、お店に連絡して返送して・・・とかしていると大変過ぎるので、このままにしようと思いました。そんなことより創作にエネルギーを使った方がいいです。お絵描きの神様が、ナフソールクリムソンは使わないでOKと言っているような気もしました。交換についてはイエローオキサイドもですが・・・。

しかし、諦めきれなくて、母に助けを求めました。私は母に助けを求めるのが苦手なのですが・・・。母は協力的でした。ふたりで固着したキャップ相手に格闘しました。詳述したいのですが、ほどほどにしておきます。なかなかうまくいきませんでしたが、ついに動きました。かなりキャップが変形しましたし、ラベルも一部剥がれてしまいましたが・・・これでも開かなかったら、もう、ボロボロにしてしまったし、返品もできなかったでしょう。とにもかくにも、開いて良かったです。母とまた少し仲良くなれた気がしました。

もしかしたら、この母との共同作業を体験するために、固着したものが届いたのかもしれないと思いました。母とは、先日も瓶の蓋をふたりで開けました。いつかこの共同作業を母とできなくなると思うと、なんとも言えない気持ちになりますが、日々を丁寧に生きようと改めて思いました。
それから、既に使いかけのような状態で届いた2色は、今後の創作のキーポイントになる色なのかもしれません。お絵描きの神様の合図なのかもしれません。それに、2色以外は大丈夫そうですから、数日で概ね無事に届いたことに感謝しようと思いました。2週間経っても届かないとか、2色以外破損していたとかではないのですから。ありがとうございます。長旅、お疲れ様でした。

以前、カランダッシュさんで開封したてのネオカラー2のシルバーかゴールドがボロボロになっていた時に交換していただけてとても嬉しかったのを想い出しました。今回のお店も連絡したら感じ良く対応していただけたのかもしれませんが、今ちょっとそういうやりとりをしている余裕がありません。不良品の対応がしっかりしていることも重要ですが、もともと良品をわけていただけるところを探そうと思いました。

リキテックスリキッドは、開封できるまでにかなり苦労する場合があるということ、それから30mlより少ない場合があるということを学びました。すぐに使いたい時、30ml必要な時には問題になりそうです。今回偶然そうだったのかもしれませんが。それに、もし不良品が届いた場合は、別の作品をつくることにしたらいいのかもしれませんが・・・。今後そうも言っていられない状況もあるかもしれないので、最初にこれを経験しておいて良かったのかもしれません。それから、固着していないキャップでも回すのにかなり力が必要でした。しっかりしまっていることにより、蒸発を防いでいるのでしょうけれど・・・。どのくらいまでしめたらいいのか、次、再び開けることができるのか、ちょっぴり不安になります。


しかし、とても楽しそうです!


いよいよ使ってみようということになりました。今はキャンバスが無いので、紙です。ヴィフアール水彩紙の中目(緑の)のF0に垂らしてみることにしました。15枚綴じの1枚目を用意しました。

まず、紙を霧吹きでシュッシュッシュッと全体的に濡らしてみました。

そしたらっ!なんとっ!

紙がブリッジをしたのです。

ビックリしました。

そして、計画失敗。

紙の性質を知ることができたという点では成功でしたが・・・。曲芸のよう、あるいはイカのようでした。マスキングテープでとめておけば、こんなことにはならなかったのかもしれません。

2枚目の紙に(霧吹きは使わずに!!!)、イエローオキサイドを2滴、垂らしてみました。1滴は乾いたところ、そして、もう1滴は、1枚目の紙が反ったことにより垂れた水のあるところに・・・。

そして、別件が入り、中断。もどかしいです。

近日中にまとまった時間を確保して集中してなにかつくりたいです。

そして、みんフォト!

本日の紙のブリッジ事件を基に、反り返る紙を描きました。本当はもっと反っていた気もしますが、水分が蒸発するにつれだんだん元に戻りました。とはいえ、平らにはならず、今度は反対に縦横90度ずれて反っています。船のようです。立体の作品もつくってみたくなってきました。

ブラシは、「ドライメディア」から「グラファイト」です。

ありがとうございます。それでは、また。

※その後、記念撮影しました。

メンダコっぽいのができてうれしいです。狙ってつくれるようになったら楽しそうです。それから、ダマもなんかいい感じです。絵具、もしかして古くて変質してるのかしらと思ったり。よく振ってから使用したのですが・・・あまり気にせず、楽しみます。縁取りができたのも嬉しいです。