見出し画像

中学受験回想録24

連休中にしておいて良かった事①

 小学校の生活も始まり来たるゴールデンウィークに向けて思いを馳せている方も多いと思います。
ゴールデンウィーク特訓は塾によって日程や内容が異なりSでの過ごし方しか存じ上げていません。
またコロナ禍・オンライン中心の時期の過ごし方の為興味のある方はお読みください。

新聞は購読されていますか?
地図帳はリビングにありますか?
社会の時事問題の冊子や問題集は購入されていると思いますが、親が満点が取れるレベルになって下さい。新聞の一面の内容やテレビのトップニュースについて夫と話し合う姿を見せて下さい。
勉強として学ぶのではなく、生活に役立つ事として知るだけで社会の点数は上がります。
オマケとして自然科学の理科も得点源を広げられます。生活の中で親や家庭の知識量と関心が問われます。また同等の知識を有したお子様が同級生になります。親も様々な問題にどう向き合い考えているか家族で話し深めて欲しいです。その中でお子さまが何をどう感じているか、説明できるレベルで思考を深められる様やり取りする時間を作って欲しいです。過去問を見ていると夏前の時事問題を取り上げる傾向があります。問題を予想しながら考えを深め様々な問題に対する骨子に肉付けして下さい。一朝一夕では考えは練れません。

新聞一面のニュースの場所は必ず世界地図を開き周囲国と何に加盟している国か、宗教や特産物を確認しながらニュースについて話し合います。

特に記述問題中心の学校は知識を整理し説明できる様に繰り返し様々な問題に触れて下さい。

親もしっかりとした説明が出来なければ子どもに求めないで下さい。親は親で思想や思考の整理をして言葉で説明するモデルとなりつつ敢えて過激な意見から反論意見を導ける準備をして下さい。肯定だけでなく如何に反論意見を整理して納得させられるかも現在の入試では求められています。

社会の出来事は他人事ではないということを親が身を持って示さなければ薄っぺらい回答しか作れません。社会や自然に対して自分達が何をできるか親子で時間のある連休に行って欲しいです。

低学年と低年齢はまだ考える知識と力がない為受験準備をする年齢にならなければ話し合う意味はありません。

知りたいのはあなたがどう考えるか?
あなただったらどう解決するのかを説明して
説明できますか?親は子の鏡です。
親もキチンと対話の中で答えて親子で一緒に深めると人としてのこの人に関わる機会を作れます。

大人として、人として12歳になろうとする人と話し合う機会を作って下さい。そして信頼関係を確認して下さい。

新聞は紙にして下さい。一緒に振り返るのはネットは無理。紙を通じて共有して下さい。

ちやみに息子と新聞に掲載された蝗害について話し合っていたら2021年入試に出て息子はガッポーズでした。息子も母も歴史も好きな為楽しんで話し合い常に社会は得意です。

※毎年購入し現在も家族の話題時に参照します
「今がわかる・時代がわかる 世界地図」
「ニュースと合わせて読みたい日本地図」
現在新聞は読売新聞を購読中。

atsuko ishi:2021年受験生の母
息子くん:Sに通塾
私立偏差値60台男子校(自然豊か自由系)に進学
共働きでの中学受験

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?