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目標達成に向けて継続する方法〜甲子園・駒大苫小牧の事例を参考に〜

こんにちは。余語です。
今回は高い目標を掲げて、継続をする方法について話を進めていきます。
4年後の南極大陸ウルトラマラソンに向けての目標と習慣づくりの参考にした学びを共有していきます。

目標達成のために継続させる大切なこととは?


高い目標を目指すときや難しいことをやり遂げる時は、「自分のために」だけでは続きません。自分がそれをやったことで、他の人が喜んでくれる。その喜ぶ顔を見て、自分も嬉しくなる。人間が最も頑張るモチベーションになります。つまり、何かを続けるには「誰を喜ばせたいか」を考えてみることが大事です。



夏の甲子園優勝へ向けて駒大苫小牧の事例


2004年夏の甲子園で駒大苫小牧高校が北海道勢初の優勝を果たし、大きなニュースになりました。この野球部では、脳科学に基づくメンタルトレーニングを導入していました。この時に行われたのが、「なんのために野球をするのか」の動機付けをすることでした。
部員たちには「試合に勝つ」「野球が上手くなるため」などの目的はありました。しかし、それは「自分のため」です。
そこでメンタルトレーニングの指導者は、このような目的を部員たちに提案しました。
「君たちが全国大会に出れば、この苫小牧の町が元気になる。そして優勝旗が津軽海峡を渡れば、北海道全体が元気になる。それを目指そうじゃないか」
こうして「町のため」「北海道のため」が部員たちの目的になりました。
その結果、見事に優勝旗を北海道に持ち帰ったのです。
「自分のため」の夢は限界を早くするが、「誰かのため」の夢は限界を超える力になる。そのことを駒大苫小牧の事例は証明しています。

僕の場合は、南極大陸ウルトラマラソンを走破する目標を達成するには
自分のためではなく、誰かのためを基準に考えることが継続にとって大切なこと。元々、自分のために走破する達成感にのみフォーカスを当てていました。しかし、誰かのためにという考えを取り入れて
「誰よりも身近な人間で、周りの人たちに勇気を与えられる存在になる」という目標を掲げました。

視座を上げるには

「自分のため」の目的しか見つからない人は、視座を上げる努力をすることが大切です。(視座=物事を見るときの位置)

駒大苫小牧の野球部の部員たちも、最初は自分のことしか見えていませんでした。でも、視座を上げて、自分が地域の一員であることを自覚した時、「地元の人達を喜ばせたい」という気持ちが芽生えたのです。

視座を上げるには、「私は○○です」と書き出してみることをお勧めします。「私は男です」「私は埼玉県民です」など、20個以上を目標に、思いつく限り書き出して見てください。自分が何者かを明確にすれば、自分がどこに属していて、どんな役割を担っているのかを認識できます。それが「自分の属するグループや周囲にいる人たちのためにできることはないか」と考えるきっかけになるはずです。



参考文献「習慣が10割」吉井雅之著

ここまで読んでいただきありがとうございました!

今回参考にした本は「習慣が10割」吉井雅之著でした。


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