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北海道の野草(雑草)7・8月

①キレハイヌガラシ(アブラナ科)
オオモンシロチョウの幼虫もよく食べていました。
②ナズナ(アブラナ科)
ペンペン草
③アカザ(アカザ科→ヒユ科)。名前のとおり葉の先端が赤いです。同じヒユ科にはホウレン草がありますが、アカザも食べられるそうです。葉の白い、シロザもあります。
④ノハラムラサキ(ムラサキ科)。ワルレナグサの仲間。
⑤タニソバ(タデ科)
⑥ヒルガオ
⑦イヌタデ(タデ科)
⑧ツユクサ(ツユクサ科)。夏〜秋に青い花が咲きます。茹でておひたしにして食べられるそうです。
ツユクサ。(2022.7.24)
⑨イヌホオズキ(ナス科)
そこらじゅうに生えてますが有毒です。小さな実は同じナス科のジャガイモ等に似ています。葉は食べられるという情報もありますが、実は確実に有毒です。
⑩ハコベ(ナデシコ科)
ハコベ
⑪ノボロギク(キク科)
これも非常に数が多い。
ノボロギク
⑫エゾノギシギシ(タデ科)
⑬ホソアオゲイトウ
アオゲイトウ、ホソアオゲイトウ、イヌビユなどのヒユ科の野草は極めて似ていますが、おそらくホソアオゲイトウ。先のとんがり具合で見分けるのでしょうか。
⑭イヌビユ
こちらがおそらくイヌビユ。葉の先が、窪んでいます。
⑮ドクダミ。
建物の日陰などに群生していますが、生薬として有名で、乾燥させてお茶にしたり天ぷらにしたりと有用な植物。葉をちぎると少し匂います。
⑯ヨモギ(キク科)。
春の柔らかい葉を使ったヨモギ餅が有名ですが、こちらもお茶にしたり、お風呂に入れたりと、色々な使い道があります。ただ気温が高い時期だとアブラムシが大量につきます。毒草のトリカブトと似ているので要注意。ヨモギは独特な匂いがあり、葉の裏が白い。
⑰スベリヒユ(スベリヒユ科)一年草。
地を這うように生えます。スベリヒユは食用にもなるそうですが、よく似たコニシキソウは毒草。コニシキソウは葉に班があったり、葉の厚みが薄い。
⑱カタバミ(カタバミ科)多年草。
ハート型の葉が3枚。黄色い花が咲きます。ヤマトシジミの食草ですが北海道には棲息していません。
⑲オオバコ(オオバコ科)
⑳スギナ(トクサ科)
21シロツメクサ(マメ科)
22.ホトケノザ(シソ科)(2022.7.26)
オドリコソウ、ヒメオドリコソウに似ていますが、葉が丸いのでホトケノザと思われます。オドリコソウ葉がもっとスペードに近いです。
23.オニノゲシ(キク科)(2022.7.30)
刺がありタンポポのような黄色い花が咲きます。触ると痛いです。刺があまり鋭くないただのノゲシもあります。
24.ノゲシ(キク科)(2022.7.30)
25.ニリンソウ(キンポウゲ科)
よく似る毒草のトリカブトはニリンソウより大きい。
26.トゲミノキツネノボタン(キンポウゲ科)?
キツネノボタンは毒草です。
27.ガガイモ
28.フランスギク(キク科)2022.7.31
北海道指定外来種の一つ。
29.ブタナ(キク科)2022.7.31
30.ハタザオキキョウ(2022.8.7)

畑や道端によく生える雑草をはじめて観察してみましたが、知らない植物ばかりで面白いです。実は有用な植物も多く、まだまだ調査が必要です。食べられる(飲める)野草としては、ナズナ、ツユクサ、アカザ、オオバコ、ハコベ、カタバミ、スベリヒユ、ヨモギ、ドクダミ、スギナ、スイバ、ギシギシ、イタドリなど、庭や畑に自生するほとんどの植物が飲食できることを知り驚きました。


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