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【報道されない真実】EUの農民が怒っている理由、それじゃありません💢

朝日新聞の報道で

EU、「化学農薬使用量、50%減」法案撤回 農民の抗議デモ受け

というのがありました。

この記事の冒頭

 欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は6日の欧州議会本会議で、2030年までに化学農薬の使用量を50%削減するとする法案を撤回すると発表した。法案は昨年11月の欧州議会で否決されたものの、農民の抗議デモが拡大。フォンデアライエン氏は「法案が農民とEUの分断の象徴になっている」と述べた。

朝日新聞デジタル EU、「化学農薬使用量、50%減」法案撤回 農民の抗議デモ受け 2024年2月7日

とあります。

ココだけを読むと

化学農薬の使用量を削減することに、農民が怒っているんだね~

と感じますよね。


ところが。事実はコチラ⬇️

デモを行っているフランスの農民団体ヴィア カンペシーナは、自分たちのサイトで

ヨーロッパの農民たちはEU・メルコスール協定に反対してブリュッセルで封鎖を組織し、農民への公正な価格とアグロエコロジー移行に対する大規模な国家支援を要求した。

ヴィア カンペシーナ EU-メルコスール貿易協定:農民の権利と自然に対する脅威。

つまり「農作物が安く買いたたかれている」ことや「グローバル企業主導の農業」怒っているので

こんな感じで「デモ行進」しているんです。



フランスの他にも、スウェーデン

オランダ

ポーランド

ベルギー

ドイツ

欧州のあちこちが、こんな感じになっているんです。

でも、日本でこの事実をまともに取り上げているのが⬇️

長周新聞ぐらいなんですよね~


ホント、大手メディアの報道には「ウソ」「歪曲」が上手に混じっています。ですから、情報は自分で「裏取り」して、考えて、どの情報のどの部分を信じるか。考えましょうね~


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