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ストアカでこんな講座をやっています。

部下の育て方、面談の仕方、会議の進め方など、職場でのマネジメントやリーダーシップを教える講座です。

そこで受講して下さる生徒さんで、ホント毎回聞く共通の悩みが2つあります。

1.部下が報連相ができない

2.分からないなら聞け!と言っているのにぜんぜん聞きにこない


あるあるですね~。

まず、なぜ報連相ができないのでしょう?

①    報連相するタイミングが分からない

②    どう伝えたらいいか分からない

③    上司の反応が怖くて委縮してつい後回しにしてしまう

④    言いにくい雰囲気を漂わせている

⑤    そもそも報連相の目的を理解していない


どれにあてはまるでしょうか?


で、これ、誰のせいですか?

部下が悪いんでしょうか?


じゃ、ふたつめの分かってないくせに聞きにこない…はどうでしょう?

これも報連相と同じような理由が考えられますが、

そもそも、何がわからないのかがまずわからない…としたら…

具体的にどう質問していいかわからない…

わけですよ。

だとしたら、何を聞けばいいかすらわからない=聞きに行けない

要するに

質問が出来る=ある程度わかっている

ということなんです。

したがって、質問に来ない人たちのせいにするんじゃなく、わかっている側が確認しろよ…

って話なんです。


それから、質問されたときに気持ちよく返してますか?

「同じ質問を何度もすんなよ」

「いつになったら分かるんだ」

「だから何度も言ってるじゃないか」

みたいなことをまさか言ったりしてませんか?

これだと質問どころか報連相にさえ来ません。

「何度でも同じことを聞いてね」ってスタイルが大事なんです。

「分からないことがあったら何でも聞いてね」って言ったったって、分からないことが分からないんだから、もっと具体的に「この部分はどう?理解した?」って分解して聴いていく質問力が大事なんです。

これ、上司の質問スキルなんです。

みんな部下のせいにしちゃっているから、迷宮入りしてるんですよ。

部下をどう変えるかではなく、上司自身がどう変わるか

この視点が大事だということに気づくと、みなさん目から鱗になられています。

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