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#Day048 日々の生きづらさ〜居なくても良いのか〜

先日、部長と面談をした。
月に1回やる定期的なもので、30分、仕事のことや悩みなどを話す。

その面談で僕は、自分の現在の体調と、それを踏まえてどういった仕事をしていきたいか、逆にどういった仕事が苦手なのか伝えた。

それを聞いた部長がこう言った。

「(君に与えている仕事は)君が居ても居なくても変わらないよ」と。

その言葉を聞いた瞬間、僕の心は決壊した。
存在意義が否定された気持ちになった。

せっかく最近は新しい薬が合ってきていて、体調も回復傾向にあったのに、そんなことを言われたものだから、崩れてしまった。

その面談が終わるまでは我慢していたが、面談が終わった後、涙が溢れてしまった。

昼食もほとんど喉を通らなかった。

さらに部長はこうも言っていた。
「配慮して働いていて、成果をあまりあげられていない分、人事評価も厳しいものになる」
「給与も下がる可能性がある」
「異動する可能性もある」

畳み掛けるような絶望の言葉の嵐だった。
頭では何となく分かっていたことだったが、言葉にされると突き刺さる。

まずは妻に相談した。
「ひどい言い方だよね」「会社なんて無数にあるんだから無理に今の会社に固執する必要はないんじゃない?」と言ってもらえた。

次に、母にも電話をして相談した。
ボロボロと泣きながら電話してしまった。
母も妻と同じようなことを言ってくれ、「その部長は体調のこと分かっているつもりで分かっていないんだね」「その言い方はないよね」「考えの古いおじさんなんだね」とも言ってくれた。

本当にそう思う。

最後に、いつもお世話になっている上司に相談した。
部長の状況も踏まえつつも、「強い言葉、勘違いされるような言葉を使ってしまっていて適切ではないですね」「423が頑張っているのは事実だから自分を責めることだけはやめてくださいね」と言ってもらえた。

不幸中の幸い。
優しい人たちに囲まれたおかげで、何とか少し立ち直ることができた。

それでも「居ても居なくても変わらない」という言葉は反芻する。
それくらい言葉が心に刺さっている。ナイフのようだ。

もしも異動になったら?給与が激減したら?
僕の人生はどうなる?キャリアプランは?

マイノリティはつくづくマジョリティに爪弾きにされるんだな、と痛感してしまった。

何で自分が一方的に傷ついて、部長はのうのうと生きているのか。
部長の苦悩など知るものか。それでも部下のケアや適切なフィードバックをするのが仕事だろう。

部長こそどこかへ飛ばされてしまえ。

そう思ってしまうのは、僕が未熟だからだろうか。

また今週も意義が分からない仕事に手をつけることになるようだ。

それでは、今回はこの辺で。

自分の生み出したもので生きていきたい。幼い頃からそう想って今も生きています。これからも創ることが喜びでいられるように、いただいたお金を使おうと思います。