【アパート・部屋貸し手の論理】

私は現在、キングストンで学生向けにシェアハウスを運営しています。
ここでは私がハウスの部屋を貸し出す際の手順をお伝えします。

１．以下の情報をSNS等に公開します。
I am looking for mature students or professionals to share.
- Bedrooms Available: 3
- Bathrooms: 1
- Security lock on each bedroom door:yes
- Kitchen:yes(shared)
- Dishwasher:yes
- Fridge: yes
- Laundry On-Site:yes
- Furnished:no
- Separate entrance:yes
- Living room: yes(shared)
- Location: Princess x MacDonnell area, walking distance Queen’s, near bus stop, near Giant Tiger
- Lease Term: Apr., 2018 - Aug., 2018
- Utilities(heating, electricity and water) Included: yes
- Internet included: No
- Cable included: No
- Pet: No
- Smoking: No
- Parking space: 1 available for an extra $100/month
- Rent: $600/month/room
- References: 2 necessary
- Proof of employment/student: necessary
- First and last required(bank draft or certified cheque)
- Post-date cheques
- Available March 1, 2018. Text 416-670-7254 for all inquiries

２．質問がある場合はメールにて受け付けます。
３．応募受け付けは私が作った質問入り応募アプリケーションフォームに記入・送信してもらいます。　
４．アプリケーション内容に問題が無い場合、クレジット審査結果、学生証明・在職証明、リファレンス、顔写真付き証明書のコピー、保護者連絡先を提出してもらいます。
５．ミーティングまたはZoomミーティングを行います。
６．問題が無い場合デポジットの支払いおよびリース契約の期日を約束します。
７．リースを交わします。

この煩わしい手順の理由は
・無回収
・問題テナント
・部屋の破損等
を避けるためです。

以上の手順は一般的な賃貸の手順となります。
・もし何かの情報が欠けている場合は、大家に都合の悪い状況である場合があります。内見は行い精査しましょう。
・住宅管理会社が物件を管理している場合、彼らの業務は空き部屋を埋めることです。提出書類が少なくて済む場合があります。
・物件のオーナーと直接交渉する場合、きちんとした大家ほど提出書類が多くなる傾向があると思います。
・新規で部屋を借りる場合、クレジットの少ない日本からの短中期滞在者は不利な状況のなため、リスクの高い大家は家賃高め、貸手有利の条件などが想定できます。一番無難なのはホームステイ、既に人が入っているシェアハウスへ入る等が審査条件は低くなると思います。
・日本人は約束を守るということが評判ですので、これは交渉材料になると思います。

大家として一番避けたいのは空き部屋。従って、大家の空き部屋状況次第では、借りられることもあります。この辺りは運と信用度、信頼度、交渉力が問題となってくるでしょう。

※リース契約を行う前に支払いを求められる場合は、詐欺の注意をしましょう。