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ベルテックス静岡が長崎ヴェルカに勝った話

20211201

こんにちは Meerです。

日曜日だけ現地観戦だったんですけど、力みすぎて全身筋肉痛になり、現在も首肩周りがビキビキしています。
緊張する試合でしたわ……。

開幕以降無敗で連勝中だった長崎ヴェルカにベルテックス静岡が勝ちました!

嬉しい!やってやったぞ!と思うと同時に長崎との実力差を噛み締めた今節。
各選手のタレントは折り紙付きも折り紙付き。
私はBリーグの試合をほとんど見た事ないのですがそれでも知ってる選手ばかり出てきました。
すっごい選手って感じの人達。
おれっちの可愛い可愛いこんたも今節に限っては木宮さんを前にど緊張したのかで絶不調でしたがここまで大活躍していたわけですしね。

あったまる松本さんとマットボンズさん

シーズン開幕前から、長崎・千葉との試合は楽しみだったんです。
東さんはいままでずっとバスケットボールをしてきたとはいえ「Bリーグ」の選手達からすれば、無名の選手ですよね。
そんな人達に、目に物見せてやりたいというか。
東さんの凄さを知らしめたいという気持ちがありました。
一方で、そもそもボール運ばせて貰えないのではないか?東さんハーフライン付近でカモられてしまうのでは???という不安もありつつ。
昨シーズンホーム開幕節の岡山戦でダブルチームくらってターンノーバーしたのが、今でも忘れられないんですよね…。ボールプレッシャー絶対きつく来るしなぁ…。

実際は私の心配をよそに、ベルテックス静岡は奮闘しました。どちらか1試合ではなく、両日ともいいゲームでした。
長崎が両日調子が悪かったことも1つ要因でしたね。ブースターの圧ってやつ?

Game1 LOSE 80-85

Game1は負けはしたものの多くの経験値を獲得した試合でした。
自分たちのバスケットボールを追求しているのが分かりましたし、戦ってる相手は相手チームでも審判でもなく自分たち自身だときちんと認識しているように感じました。
気合が空回ることなくチーム一丸となって強敵を迎え撃つってイメージです。

申し訳ないけどあんなにやれると正直思ってなかったです。
ここしばらくの試合の入り悪すぎ問題は未解決、それに伴いスターターも色々変更中。
1Qでぱーんと走られてお通夜みたいな辛いゲームを見ることになるかな〜と思っていました。
嬉しい誤算。

とはいえ、3Qまでリードしていたもののリードしている感覚はなく、時間の経過とともにプレーの選択肢が狭まっていきました。
長崎はタイムコントロールもキチンとしていましたし、余裕を感じました。
野口さん(ムースくんの渋谷遠足でお世話になった)は大好きだけど、オンゼロは舐められたもんだなぁ〜って感じ。仕方ないですけどね。

生野口さんばかでかかったです。
そしてスタイルがめっちゃいい。

結局4Qに捲られて実力差を実感させられました。
強敵相手に善戦はしたものの力尽きたって感じでした。

試合の後、悔しがるけんけんとゆーぞーくんの姿がとても印象的でした。
言葉よりも何よりも彼らの表情が、素敵でした。
悔しがっててくれて本当に良かった。きっとこの悔しさはベルテックス静岡の未来に繋がるものだと確信しました。
コーチミュラーのインタビューも、彼が何を言っているかは分からなくて、渡辺さん待ちになってしまうけど、伝わってくるものがありました。
気持ちはきっとみんなひとつだったと思います。
でも翌日すぐにそれをプレーに反映できるかと問われれば疑問符が浮かびました。
得たものは多かった。
でも勝てはしないだろう、と、ごめんなさい、思っていたんです。
(まじでごめん)

Game2 WIN 97-93

いや、苦しかった。
しんどかったね。

ちょっとでも速攻になりそうならムースくんが走り出してたのが印象的な試合でした。
すっごい運動量。
ブロックしてダンクして。
味方がシュートを放ったら万が一とチャンスを逃さないためにプットバック用に跳んで。
キャプテンムッサはキャプテンシー振り切れちゃう時もあるけど、この日は空回りすることも無くしっかり戦いきりました。

ライアンさんのリバウンドにも助けられました。
高さはこちらに分があるからこそ、本当に助かった。
最後のフリースローを外したのを気にしてみんながぴょんぴょんしてる中、ひっそりと打ち直してたのがかっこよかったです。
ギブス相手に押し込めないのはGame1で嫌という程分かったから潔く諦めたのもよかった。

けんけんゆーぞーくんのガード陣が最後まで気持ちを切らさずにいてくれたことが何よりだと思います。
Game1の悔しさをしっかり力に変換して、チームの司令塔を務めました。
あんなに効果的なファールゲームをされて、焦りが出てくるだろうにしっかり前を向いて冷静にコントロールしきった精神的なタフさ。すっごい。
すごくよく話していたのが印象に残っています。
ハーフタイム中もふたりで話しているのがトコチャンで抜かれてました。
2人ともプレータイムが長いし、体力的にもしんどかったんだろうけどここが勝負だったんだろうなぁ。怪我しないで欲しいと祈るばかりです。

Aleさんは相も変わらず俺たちの大好きなねこちゃん!
トコチャンで解説していた木宮さんも仰っていたけどねこちゃんが出ている間は、まずねこちゃんにボールを入れることが大事でした。
安定したボールハンドルでガード陣を助けることで、チーム全体のプレーの幅を広げ、ねこちゃんらしさ全開でしたね。
ねこちゃんのスキップパスはえぐい距離を的確に貫きました。
それから、緊迫する場面で自信満々なねこちゃんをみると落ち着くんだよなぁ。
なんでだろう、ミスったとしてもいいプレーの延長ならにこにこしながら話してくれるから?
経験ってすごい。
突き出しのトラベリング取られなくてよかったー!

誠也さんは伝家の宝刀オフェンスチャージこそ無かったものの、速攻をくらった場面で相手選手のコースを切って方向付けをし東さんへ誘導→オフェンスチャージを演出する等、チームに貢献。
マットボンズとのマッチアップは、苦しみながらも見応え抜群。
個人的にですが……野口さんとのマッチアップがめっちゃ激アツでした。
アウェー長崎はガッツリマッチアップしないかな〜。

福ちゃんと東さんはそれぞれ7点ずつ得点し、さらに17分18分の出場と安定した存在感でした。
「Bリーグ」の選手たちとマッチアップした経験は今後の糧となるでしょう。
2人ともワンプレーワンプレーがチームの士気を上げる選手だからこそ、プレータイム長めなのが好影響だったのかなと思います。

写真は友達から!
ありがとう〜!

リードしてる実感は無かったです。
どんなに点差がついたってGame1の印象が強すぎてまた捲られるんじゃないかと思いました。
それから天皇杯の千葉戦の最後も脳裏をよぎりました。
クラッチシューターは追い詰められれば追い詰められるほど光り輝くものです。
しっかり時間を使うのは大事だけど攻め気を失ったら最後やられる、そんな感覚でした。

私がバスケを見始めたきっかけは2015のNBAFinalなんです。GSWとCLEの。
あの時に一緒に見てた友達がよく言ってました。
「スリーポイントは、3本決めたら9点だし、4本決めたら12点だし、5本決めたら15点なんだよ。ずるくね?」
久しぶりに思い出しました。
名言だなって思ってるんですよね。

よく耐えきったよね。
本当に、すごかった。

気合いとか気迫とか気持ちとかってあんまり好きじゃないんですけど、最後は気持ちの問題でした。
ハイエナジー!って感じ。

磯自慢で祝杯をあげる

ライアンさんの最後のフリースローの時に、トコチャンで木宮さんが、「勝ち負けでいえば1本。得失点差考えれば昨日とのプラマイゼロで2本欲しい。」って言ってたの、忘れない。
ライアンさんが2本目外して、リバウンドとった時に「いける!」って言ってくれたのも忘れない。

試合後に

コーチが、渡辺さんに抱きついてたのが、本当に嬉しかったんだなって。

選手たちを誇りに思いますって、いいプレーをするためにどれだけ選手たちが努力をしたことか、選手に感謝したい。ありがとうって、言ったコーチを見て、めっちゃ褒めてくれるじゃんってなりました。
私が思っているよりもずっとずっと彼らは前を向いて努力をしていてこの日を迎えたんだろうなと思う言葉でした。
だったらさいたまとアイシンにも勝ってよとは思うんですけど。まあ、なんとも。

今シーズンの中でもベストゲームに成り得る痺れる試合となりました。
勝てたことも嬉しいけど、チーム一丸となる姿見れたこと、選手たちが自分たちのバスケットボールを最後まで遂行しきったことが何より何より嬉しい。

いま、これを書いて思い出したけど、東さんが10得点した天皇杯岩手戦でさ、東さんが「チームとして今日みたいなプレーが出来れば相手がどこでも大丈夫」的なこと言ってた…気がする……。
なんだっけ、新聞だっけ???
あの時は次の試合が千葉だったからだけど、チームでみんなでやればどこが相手でも本当に大丈夫なのかもしれないですね。

相手がどうこうじゃなくて、自分たち自身がどうひとつになれるかに注力した上で、自分らしさベルテックスらしさをしっかりコート上で体現していきましょう。
大丈夫。
あなた達なら大丈夫!

今日も明日も明後日も次節も次々節もその次も!怪我なくみんなが実力通りパフォーマンス出来ますように!
今回の一勝一敗が自信につながるといいな。

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