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ちょっと立ち止まって考えてみよう

毎日、仕事をしていると、いつの間にか無意識でやり過ごしてしまい疑問を持たずに続けてしまうことがある。

そのような時は、ちょっと立ち止まって考えてみることも大切である。

忙しいと休みなく突っ走っていかなければならないという強迫観念に襲われて、周りを見回す余裕がなく人の意見に耳を傾けることもない。

うまくいかない時に無理して進めても良い結果が出ない場合は、一切の作業を止めて違うことをに着手する発想の転換ができるくらいの器量が欲しい。

例えば、仕事でいっぱいいっぱいであるなら、あえて手放すという決断を選択できるかどうか。

どうせうまく行かないのなら、はじめからやらない。次の展開を考える。作戦変更だ。

うまくいかないときこそ、ちょっと立ち止まって考えてみる。

執着心や価値につながらないこだわりをいかに捨てることが出来るか。言うならば、「くだらないプライド」を捨てて新たにスタートを切ることができるか。

成功体験も過信につながると、仇になるかもしれない。むしろ、失敗体験を大切に肝に銘じて取り組むことが新しい道を築くカギかもしれない。

生き方指南や、「〜すべき」というテキストは食傷気味である。

十人十色という表現があるように、人それぞれ成功体験は異なる。しかも、時期、場所、関わっている人が違うので再現性は限りなく低いのではないだろうか。タイミングや運もあるだろう。

人は、安心したいので成功した人の話を自分に当てはめて考えたい、成功した人と同じように実践すれば、自分も成功できるかもしれない。

そう思いたいのかもしれない。

心からのアドバイス

今日、仕事仲間と取り組んでいるプロジェクトについて、ああでもない、こうでもないと意見を交わした。

そこで、相手に遠慮をしていたらいい案はでないし、ダメ出しができないようでは変わることはできない。

ただ、クライアント相手だとどうだろう。

仲間と話すように本音で語り合うことが出来るだろうか。報酬をいただいているのであるから、本気で真剣に意見をぶつける必要があるのではないだろうか。

遠慮して、顔色やご機嫌を伺いながら話をしているようでは、本当に変わることはできないと思う。

上下関係もしかり。本当に改善したい、向上したいと考えているのであれば、相手に遠慮して言葉を選んでいる時点で失礼だと思う。

本物とは純粋なもので、混じり気のないもの。それはもしかしたら必ずしもキラキラと輝いて美しいものではないかもしれない。

目を背けたくなるようなドロドロとしたものかもしれない。それを大切に受け止めて現実から目をそらさずに「変わりたい」と思うこと。

変わりたいと思うことしか、人は変わることはできない。相手に変わって欲しいと思ったら、まず自分が変わる努力をすること。

私は、まだまだ変わりたい。変わった私を見てみたい。だから、たとえ負け続けようとも、新しい挑戦に挑み続ける。


それでは、今回はここまで。

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