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わたしシテン#001_ユニソン社員インタビュー|中部営業部 山田 慶弥さん

-新シリーズ『わたしシテン』-
ガーデンエクステリア事業、ランドスケープ事業、温熱環境デザイン事業を通じて、庭づくり・家づくり・まちづくりを行う株式会社ユニソン
そこには、変える事に挑戦している人がいます。その人は何を見て、何を考え、何を感じ、何を変えたいと思ったのか、インタビューを通じて詳らかにしていくコンテンツです。

第一回の『わたしシテン』は、毎年当社主催で開催させていただいているお客様参加型のイベントであるフォトコンテストが、2023年から『ミライクル』へと名称も変えて、リニューアルしました。なぜイベントの在り方を変える事にチャレンジしたのか、プロジェクトを推進したメンバーにインタビューする中で見えてきた『わたしシテン』をお届けします。



-「ミライクル」プロジェクトリーダーの挑戦-


■今回取材したヒト
中部営業本部 中部営業部|山田 慶弥さん

今回のプロジェクト、目的は何でしたか?

そうですね。社内でもいろいろと課題は挙げられていました。
例えば、毎年発刊している総合カタログで掲載する写真の収集であったり、お客様との関係構築だったりと様々あると思います。ただ、最近のフォトコンテストは、以前とは少しずつ目的が変わってきているのではないかと個人的に感じていました。
そこで、自分がフォトコンテストプロジェクトのリーダーになった今回、イベントの目的から一度見直して、方向性をより明確にすることが社内外にとっても必要なことなのではないかと考えたのが、「ミライクル」に変更する動機でした。

具体的な目的としては、このメーカーが主催するイベントを通じて、空間や外構の良さを社会・世間に伝えることが最も理想的な姿だと思いました。
それが、2022年につくられたパーパス『世界を少しだけ動かく構想で、誰もが住みたくなる未来をつくる。』にも重なっているし、つながっている。
もっとエクステリアの良さであったり、価値観みたいなところまで発信していけるイベントになったらいいなと思っています。

イベント名にもある「ミライ」に
込めた想いがあるそうですね?

今までのコンテストでも、すごく良い現場・ステキな写真はお客様から継続的に応募いただけていたと思います。
今回は、作品のコンセプトやストーリーまで添えて、お客様から応募いただくことをお願いしました。それにより、つくった人や住まう人がそこに込めた想いやストーリーまで深掘りすることができたと思います。
そういったところまで発信していくことで、作品を目にした人が、「こういうことまで考えられてるんだ」「こういうストーリーがこの庭にはあるんだ」と感じてもらえたならば、ただ作品を紹介するだけではなく、想いやストーリーを未来につなげていけるのではないかと考えました。

プロジェクトを進めていく時に
大変だったことはありますか?

私だけではなくプロジェクトのメンバー全員が同じように大変だったという感覚はあると思いますが、スケジュール管理は特に大変でしたね。大きく企画を変えたので新しく決めなければいけないことも多かったので。
でも、自分の中で諦めなければ変えられるという感覚はありました。役員の前でも「変えます」と宣言してしまいましたし(笑)それが成功だろうが失敗だろうが結果は出るから、突っ走ろうって決めてました。

大変なのはこれからだと思っています。イベント名を「ミライクル」に変えましたが、本質的に何が変わったのかというところまでは、まだ社内に浸透しきっているとは思っていませんし、私たちが考えるエクステリアの良さを伝えられている実感ができているかというと、まだそこまでは至っていないと思います。
大変だと思いますが、「ミライクル」のコンセプトをブレずに継続させていくことが大切だと思っています。

では、変えてよかったと感じた瞬間を
教えてください!

そうですね。イベントの名称を決めるのは苦労しました。
実は、一度メンバーで決めたんですが役員会で却下になってしまって。その時にもう一回メンバーで悩んで考えて、「ミライクル」のネーミングが出た時に、「これだ!」てメンバーみんなでなったんです。自分たちの考えていたことや変化させたかったことが言語化できた確信がありました。

私は性格的に100点を目指したいタイプなんです。変えるならちゃんと変えなきゃいけない。どこかで思い詰めていた時に、役員から「今回は大きく変えるんだから60点ぐらいでいいんだよ。それでも十分変わっているはずだから」と声をかけていただいた時に、「そうか、60点でも今までとは違うカタチに変えるんだからいいよな」と思えた、そこから意識の持ち方を変えられたんじゃないかと思います。

あと、作品審査に建築家の伊礼先生、造園家の荻野先生に参加いただいたのですが、先生たちから「今年はいつも以上に素敵な作品が集まりましたね」とコメントをいただいた時は嬉しかったです。お客様から想いやストーリーまで集められた事が結果につながったんだと感じました。これまで、どこか自分の中でもブレていたり自信がなかったり感じる時もありましたが、諦めず突き進められてよかったです。

このプロジェクトメンバーの最年少で
リーダーを務めましたね。

プロジェクトメンバーからの推薦だったんです。
その時は・・・・・やらなきゃな、という使命感が強かったですね。

本来はまとめなければいけない立場だと思うのですが、年齢も一番若手だったので指示を出すというのは少し難しいなと思っていました。
でも、自分の意見をしっかり持つようにする、自分がやりたいことをちゃんと言葉にする。自分の中のリーダー像として、意識的に取組みました。そこにプロジェクトの皆さんが賛同してくれたり意見を出してくれたり、対話をすることでチームとしての落としどころが見えて、納得感を持って進められたと思います。

「ミライクル」が周りの人に
どんな影響を与える事ができたら嬉しいですか?

まずは、「ミライクル」に変わったことをお客様に知ってもらわないといけません。今回の変化について、社員同士で対話する機会があったのは良かったと思います。アンケートも実施しましたが、色んな意見が出ていて、それもまた良いことだと思います。今まで当たり前だったものが変わり、それがきっかけで議論が生まれたのは、社内的に良い影響をもたらしていると思います。

ただ、社外ではまだ認知が浸透していないと思っています。実際にイベントに参加いただいた人たちと話すと、一つ一つの作品に対するストーリーが面白いと意見がもらえました。やっている事は間違っていないと感じましたが、これをもっと多くの人に感じてもらいたいですね。

ユニソンがやっていることは、ただ目玉になる作品を出すだけではなく、もっと幅広い要素を含んでいるので、それに共感してもらえる人が増えたらいいなと思います。
一過性ではなく、イベントが終わった後も続いていくようにしたいですね。ミライクルのイベント期間中はその言葉がよく使われますが、その後の期間ではあまり使われていないように思います。これを連続的に浸透させることが大事だと思います。

最後に、変化を起こそうとする人たちに、
メッセージお願いします!

一人ではできないことも、周りの人を巻き込めば進めることができる。
その為には、自分がやりたいことや、なりたい姿を強くイメージすること、そしてブレないことが大切だと今回のプロジェクトを通じて体験しました。

変化を起こすって、難しいし勇気も必要だと思います。だからこそ、想いを自分の言葉にする、意見をぶつけることを恐れず挑戦してもらいたいと思います。



今回、『型破りを体現したヒトやコトを取り上げよう』と思い至り、
長年続く社外イベントを大きく変革させるプロジェクトで若手ながらリーダーを担ってくれた山田さんの話をお聞きしました。

これまで実施することが”当たり前”となっていた企画やイベントを変えることを思いつき実行するのは大変でパワーも気遣いも必要です。そんな挑戦を紹介することができたら『型破りってこういうことか』とイメージしやすいかもしれない。そんな想いでインタビューさせてもらいました。

今後も、『わたしシテン』として、変えることに挑戦したその人は何を見て、何を考え、何を感じ、何を変えたいと思ったのか、インタビューを通じて詳らかにしていけるコンテンツを配信していく予定です。


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