寝付けない夜と酒

4月17日

今朝は早くから予定があったので、昨夜は早く就寝しようと準備を進めるも寝付けず、少し家にあった酒を飲み布団に入る。睡眠の質からすると飲まない方がよいのだろうが、最近は寝ようとすると目が冴えてしまいお酒の力に頼ってしまう。もちろん深酒をするわけではなく、一杯だけなのだが、飲まないと落ち着かない。

そして朝起きるとトイレの電気がついている。

お酒は感情を増幅させる。楽しい感情はより楽しく、悲しい感情はより悲しく。怒りの感情はより怒りへ。だからこそ気をつけないといけない。四十代無職独身という状況は普段はそれほど気にしていない小さな小さな寂しさすらも自覚させるかのように増幅させてくる。だから家でひとりの時はなるべく飲まないようにしてきた。飲むなら誰かと一緒に、だれかが見ているところで。無職になって人に会う機会が減ることでこの部分が大きな不安でもある。だから、ひとり酒。

寝る前に少しだけにしている。あとは寝るだけという準備をしてから。飲むとあっという間に眠気に襲われる。安心して寝ることができるわけだが、もともと睡眠が浅いので、3時間後には目が覚める。そこからの二度寝は割とすんなりできるが、朝がしんどい。最初起きたときはすっきり目覚められるのに、そこから再度眠りに落ちて3時間後、最悪の気だるさで目が覚める。

四十代無職独身の寝酒なんてこんなものなのだろう。あまり生産性のない、美味い酒を無駄に消費しているかのような嗜み方。やはり美味い酒こそだれかと飲みたいものだ。

まずは酒に頼らずとも寝られるように日中から体を動かし、太陽の光を浴び、デジタルなものを寝る前に自身から遠ざけ、良い状態で睡眠に臨みたい。今日はそんな条件が揃いつつあるので、そろそろスマホもパソコンも手放し眠りの準備に入りたいと思う。


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