ヨシノカナタ

■じもたも!の演出をしています。 ■HUNTER×HUNTERを愛しています。 ■…

ヨシノカナタ

■じもたも!の演出をしています。 ■HUNTER×HUNTERを愛しています。 ■ジェフ千葉を応援しています。 ■ご依頼はTwitter DMまで。

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お知らせ

お久しぶりです。 今日は今後の私の活動について、お話させていただければと思います。 この度、私は名を「ヨシノカナタ」と改め、プロデュース活動や個人の創作活動をしていくことをご報告させていただきます。 まず、プロデュース活動のお話。 私が主に演出/演者として運営に携わる企画がこちらです。 じもたも! 公式サイトの企画概要にも書きましたが、 「人生もっと楽しまないともったいない気がしてきた」 をテーマにやりたいことをやりたいだけやりまくる企画です。 (詳しくは公式サイトを

    • ふわり、好き。

      最近、気づいたことがある。 もしかしたら私は、雑誌を読むのが苦手かもしれない。もともと雑誌を読む習慣がなく、美容室へ行って何冊かの雑誌を渡されても読み方がわからないのでとりあえずパラパラとめくっただけで机に置いてしまう。美容室ではそのうちハナから雑誌が出てこなくなった。(同じ美容室に10年通っているため、もはやすべて熟知されている) 本屋で興味深いな、と思って買った雑誌もなかなか読むことができず溜まっている。例えば建築の雑誌とか、鉱物の雑誌とか。書かれた内容への関心の有無に

      • 夏休みパーフェクト計画

        暑すぎる。 私は夏が無理である。苦手とか嫌いとか、そういうレベルを追い抜いて「無理」なのである。努力でなんとかなることじゃない。暑いところでアイスが溶けたり、肉が腐ったりするのと同じように、私は暑いところで人間生活を送ることができない。 毎年この地獄の季節が始まると、私はすべてのお誘いを「夏が終わったらお会いしましょう」と回答するようになる。回答すればまだよいほうで、あまりにも暑さがつらくて、生命を維持しているのが精一杯のため返信できないことも多々ある。友人たちはもう慣れた

        • ついに哲学をはじめました

          私は趣味で戯曲(演劇の台本のこと)を書いている。 それから、趣味で宮沢賢治について考えている。 考えている、というのは「研究している」とまでは言えないなあと思うので、一番しっくりくる表現が「考えている」かなというところでこう書いた。 私はたぶん考えることが好きで、思想が強い自覚もある。前の記事にも書いたけれど、私は結構本を読むが、その多くがいわゆる「純文学」と呼ばれるものだ。思想があって書かれたものを読むのが好きだし、私も何か作るなら思想があってなんぼだろと思って過ごしてい

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          羨ま死

          私は結構よくドラマを見る。本も読むのだが、ドラマも見るのだ。というのも母が大のドラマ好きで、私も幼いころから隣でドラマを見て育ったからだ。英才教育である。 昔は色々なジャンルを見ていたのだが、最近見るのはもっぱら刑事モノ。というか、事件解決モノ? 現在放送中のものも見るのだが、『ケイゾク』『TRICK』などを繰り返し見ている。そう、私は事件解決モノでも繰り返し見ることができるのだ。ミステリも繰り返し読むことができる。それはなぜかというと、役者の芝居や演出などを「いいなあ」と

          公園であそぼう

          私は公園で遊ぶのが好きだ。最近そう気づいた。 公園で遊ぶとはどういうことかというと、ブランコに乗ったり、パンダの形の遊具の顔を見て笑ったり、ベンチで駄菓子を食べたり、しゃぼん玉を飛ばしたり、水鉄砲で何もない空間を撃ち抜いたりするということである。 つまり、子どもの頃の遊び方と何ら変わらない。シンプルに、公園で遊ぶことの面白さよ。 小さい頃の私は公園が大好きだった。と聞いている。毎日毎日「公園に行く!」と言っていたらしい。そこで何をしていたのかは全然覚えていないのだが、幼稚

          公園であそぼう

          新コンテンツ 始めます

          演出を担当している企画「じもたも!」にて、 新しいコンテンツ「じもた白す。」を始めます。 内容としては「軽い気持ちで他人の言葉が読みたいな」と思ったときに 気楽に開いてもらえるような文字などを掲載します。 どうも今はテレビやYoutube、SNSなどを見る気分じゃない。 けれども、誰かの言葉を摂取したい。 そんなとき、とりあえずラジオを垂れ流すように気軽に読める文章があったらすてきだな、と思ったので集めることにしました。 私と同じような動機でもそうでなくとも、皆さんにも楽

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          本屋に本がなかった日

          本屋に本が売っていない。 正確に言えば、本屋に私の欲しい本が売っていないのだ。この前などは文庫本を買おうと思って本屋へ立ち寄ったのに、そもそも文庫本のブースがほとんどなく驚愕してしまった。まあ、小さい店舗だし仕方がないか……と思いながら次の本屋、次の本屋、と巡っていくも全然文庫本が売っていないのである。 結局その日は駅を移動しつつ四件の本屋を回ったが、欲しい本を買うことは終ぞできなかった。本屋の本たちを観察してみると、多いのは漫画とファッション雑誌、それから旅行雑誌といった

          本屋に本がなかった日

          銀のスプーンでアイスを。

          私は物欲が弱いほうだと思う。 いつからこうなったのか、はっきりとはわからない。でも、サンタクロースに頼みたいものが特別思い浮かばないなど、割と幼いころからそういうきらいがあったように思う。アニメや漫画は好きだけれど、いつからかグッズはほとんど買わなくなった。使いようがないし、かと言って捨てるのも忍びないから、最初から買わないようにしようと決めたのだ。 私は昔から空間などを演出するのが好きで、自分の部屋もテーマを決めて世界観を作りこんでいた。家具や装飾品も世界観に合うものだけ

          銀のスプーンでアイスを。

          敬語で話す

          私は敬語を話すのが好きだ。 まともな社会人経験が乏しいのでビジネス敬語をビシバシ使いこなせるかというとそうではないが、一般的なレベルの敬語を用いて他人と会話するのが好きだし、心地よく思っている。こういう人は少なくないのではなかろうか。 私が敬語で話すことを楽に感じる要因の一つとして「幼少期から大人に囲まれて育ってきた」ということが挙げられるかもしれない。私は一人っ子で家には両親しかおらず、しかもイトコもいないので身内に年の近い者がいなかった。(従って、今後の私には喪主ラッシ

          野望ダイヤモンド

          2024年、明けました。 今年もよろしくお願いします。 新年というと一年の目標を発表させられたり、抱負を語らさせられたりすることが多いが、私はあまりこういうことをしないで生きてきたタイプだ。というのも私は常に「明日死ぬかもしれない」と思って生きているからだ。明日、というか次の瞬間死ぬかもしれないのだから「今年の目標」なんて悠長なことを言っていられない。365日もあると思うな、である。 なぜ私がこれほどまでに刹那主義的になったのかには、実はしっかりエピソードがあるのだが、全

          野望ダイヤモンド

          灯台の夢

          今回のヘッダー画像は、CanvaのAI画像生成機能を使って作成したものだ。そういうお題を見かけてたまにはお題に参加してみるかーと思ったのと、AI画像生成に興味があったのと。そんな経緯で書き始めている。 画像生成に入れたキーワードは、「灯台」と「夢」と「夜」。どうしてこのキーワードにしたかというと、今回私が記録しておこうと思っているのが私の「灯台の夢」の話だからだ。 私はあまり夢を見ない。寝ているときに見る夢の話だ。今現在もそうだし、幼いころもあまり夢を見なかった。見るとすれ

          あの日の火

          記憶を書き留めておこうかと思う。 私は自分が経験した出来事をあまりたくさん記憶していない。けれども、私の体感としては「記憶力がない」わけではないと思っている。 ただ、覚えていることと覚えていないことの差が激しくて、大学生のときに家族でペンションに泊まった記憶はすっぽりと抜け落ちているのに、幼稚園児だった頃の記憶は鮮明に記憶しているということがある。 なので今回は、そんな幼稚園児だった頃の記憶をここに記録しておこうと思う。明日いきなり記憶が消えるかもしれないからだ。私が覚えて

          「読む」について

          私は栞を使わない。 私はよく本を読むのだが、随分前から栞をまったく使わなくなっている。理由は明確に覚えていない。というか、複合的であると思う。 まず、私が栞を持たなくなった原因は二つほど考えられる。一つ目は、当時使っていたブックカバーに栞の機能がついていたこと。革製のブックカバーで、表紙側折り込みの部分に逆コの字型の切り込みが入っており、その部分をページに挟み込むことができた。とても気に入っていたのだが使いすぎてボロボロになってしまい、泣く泣く引退させた代物である。それ以来、

          「読む」について

          読書の地層

          私はよく本を読むほうであると思う。 「趣味は何ですか」と尋ねられた際には「読書ですかねえ」と答えているが、正直、あまり読書を趣味だと思ったことはない。なので、内心ふんわりと嘘をついているようなごまかしているような不思議な気持ちになりつつ、「読書ですかねえ」とお茶を濁しているのだ。 どうして読書を趣味だと思えないのか。それはおそらく、あまりにも幼い頃から「本を読む」という行為をしてきたためにその行為がもうほとんど生活の一部となっているからであると思われる。私の読書体験を遡って

          至高の休日

          学生時代、アルバイトをしていたころ、店番をしながら店長と雑談をしていたときのこと。「何もかも気にせず、好きなだけ休んでいいと言われたらどれくらい休むか」という話になった。二人してほんの数秒黙り込み、店長はあまりにも控えめな数字を答えた。以前の店長から代わったばかりの、私より少し年上の、割とマジメな店長だった。その割とマジメな彼のスタイルのために、アルバイト仲間の主婦の皆さんからは少し煙たがられはじめていた、そんなころだった。 「そんなんでいいんですか?」 謙虚すぎる数字に驚