魔の9ヶ月に突入しました…
娘のことを誰かに伝える時の名称が定まらない。
娘には何か違和感が残るんだよな。もしこの子が将来、男の子になりたいと思ったら、娘と呼ばれてた過去を思い返したらわだかまりが残るだろうし。なんか偉そうなニュアンスも感じる。
かといって名前で書くと途端に親としての承認欲求のようなものが垣間見える気がしてしまう。
鳥の雛と、名前をもじったものに合わせて、しばらくはヒナと書こうかなあ…。
先日スズメが何かを啄んでる姿をしっかりと見てめちゃめちゃ可愛かったことを思い出した。冬に備えるために丸っこくなってるスズメはなんて可愛いのだろう。飼いたい。ダメなことは分かっているけど飼ってしまいたい。
話が逸れたけれど、1月8日でヒナが9ヵ月になった。
芸…といったら小馬鹿にしてるように思われてしまうかもしれないが、親しみを込めてそう呼ばせてもらう。
両手をバタバタさせることが良くあった。
喜んでいるのかと勝手に解釈していたのだけど、ある日妻が「もしかして拍手しているんじゃ」と気が付いた。その後、ヒナの前で拍手をしてみたら見事にバタバタさせている。意思の疎通が取れた感じがして嬉しかった。妻はよく見ているなと感心した。
当初は両手が上手く当たらなかったのだけど、少しずつ出来るようになってきて最近は小さな音が出るようになった。
それからバイバイもできる。ショッピングモールなどで誰かに構って別れ際にその誰かがバイバイがすると、一緒になってヒナもバイバイする。意思の疎通が嬉しかったのか、その後はしばらくバイバイしっぱなしの“バイバイハイ”に突入。ベビーカーを押してる最中にやるものだから、もはや王妃のパレードである。
これは何故できるのか理由が全く分からないのだが、ヒナに「メケメケフェレット」というと手を挙げる。ちなみにメケメケフェレットはドラマMIU404の台詞のひとつだ。放送当時は生まれていなかったドラマなのになぜ…。
離乳食もモリモリ食べるようになり、何にも掴まらず30秒以上立てるようになったけれど、自我が目覚めたことにより怒ったり泣いたりの機会が多くなった。
持っていたものを取り上げては泣き、食べたいものと与えてるものが違っては怒り、だっこしてくれなければ泣き…。
良くも悪くも意思が伝えられるようになったことで育児の難しさも感じる。
危ないからダメと言っても伝わるわけではないし。
産後うつでの自殺は生後9ヵ月ごろに多いと聞いたことがあるが、気持ちは分かるような気がする。ヒナは夜わりと寝る方だから助かってるけれど、これが夜は寝なかったらかなりしんどいだろう。日中は抱っこをせがみ、泣き声も大きくなっている。人によっては母親が見えないと号泣しちゃう子だっている。
四六時中一緒にいる親にとって、このプチ反抗期のような9ヵ月の赤ちゃんはかなりの負担だ。
子どもとの時間も大切だけれど、今月はとくに妻に1人の時間をつくってあげる月にしようと竹内結子さんを脳裏に浮かべて考える。
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