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アートプロジェクトのつくりかた #個人的アート系書籍レビュー

近年アートプロジェクトという言葉を耳にする機会が増えてきたと思います。
簡単にいうと、アーティスト単独ではなく、地域の人々や、行政の人、企業や大学の人などさまざまな立場の人たちが関わりあい、
最終的な成果物だけでなく、人と人との関わりあいなどの「過程」が作品である取り組みといったところでしょうか。
(アートプロジェクトというのは定義がさまざまであり、使う人、場によって変わってくることが多いです)

そんなアートプロジェクトをつくり、つづけていくためにはどうしたらいいのか。
この本は、アートプロジェクトをつくり、ひろげ、つづけていく立場である「事務局」の視点から、
どうやってアートプロジェクトをつくっていき、つくったプロジェクトを拡大し、そして続けていくための方法論を、
シンプルなことばで教科書的にまとめてくれています。

3章構成になっており、
アートプロジェクトをつくるためにどうすればいいのかが書かれてある1章、
つくったプロジェクトに変化や拡がりを与える方法が書かれてある2章、
そしてプロジェクトを安定して運営し続けるコツが書かれた3章となっています。

1見開き1項目となっており、こういうときはこうすればいいのだ、というシンプルな気づきを与えてくれます。

http://www.amazon.co.jp/アートプロジェクトのつくりかた—「つながり」を「つづける」ためのことば-森司/dp/4845914557

もちろんお酒代にさせていただきます!ありがとうございます!!