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農業育児理論。

農業をしながら子供も育てていると、面白い事に共通する部分があって、農業でやっている事って育児にも活かせるなーと思っています。

親の役目

子供はたまたま僕らの元に産まれてきてくれただけで、僕らのモノではないと思っています。だから僕らは子供を、自分達の思い通りに育てるのではなく、子供が1人でも世の中で生きていける力を育てるのが育児、親の役目だと思っています。

今日は先月プラグポットに種を撒いた「アイスプラント」が芽を出して成長したので、2寸鉢という小さいポットに植え替え作業をします。目的は「苗を強くする」事です。プラグポットから2寸鉢に植え替えて変わる事は2つ。【土(栄養素)の量】と【スペースの広さ】です。栄養素が増えると単純に苗が成長します。より大きく育つという事ですね。もう一つスペースが広くなると、根を伸ばすスペースが出来るので根っこが成長します。これが結構大切で、もっと広い畑に植えた時、苗の強さが変わってきます。

根がしっかりした苗は、自ら成長する力が強いので、鉢から畑へと急激な変化にも耐える事が出来るようになります。プラグポット→畑でも耐えられるものもありますが、プラグポット→鉢→畑の方が病気や気候の変化にも強い野菜に出来るんですね。その方が手間はかかりますが、野菜達にとっては良いですよね(^^)

これは子供も同じで、いきなりポーンと社会に出されても、生きていける子はいるかもしれませんが、社会に出る前に根がしっかり張った状態にしてあげたい!というのが親心です。

子供におけるプラグポット、2寸鉢

子供の場合だと、プラグポットというのは幼児期の家庭環境。立ったり、歩いたり、言葉を発せるようになったり、生きるのに必要な大切な力を安全な場所で身につけていく時期です。そこがある程度形成されたら、今度は2寸鉢が必要になってきます。例えば保育園。活動範囲も広くなり、周りのお友達や先生から得られる情報量も圧倒的に増えます!【体力】【知識】【コミュニケーション能力】社会で生き抜くための力がつきやすい環境になってくるという事です。

もちろん個人差や例外はありますが、親の仕事の事情というよりは、子供の成長という面でも保育園や幼稚園に通わせてあげるというのは、子供にとってプラスになりますね。この子達の時期は、見守りつつ可能性を広げてあげたい時期です。

子供の成長に合わせて、環境を変えてあげる。それはいつか社会に出て活躍する子供に、親が出来るお手伝いです(^^)

サポートして頂いたものは、農業・身体サポート事業に活用させて頂きます! 【幸せは元気な身体から!】 そんな思いに共感してサポートをして頂けたら、嬉しすぎます!!