<2022春>育休明け復職に向け準備するもの〜前編〜
4月からの復職に向けてどんな準備をしますか?!
保育園の結果が出るまであと少し。
いよいよ少し焦ってきました・・・!
1人目の復職の時はほぼ素手で勝負していたものが、母歴9年目、3回目の復職にして、武器となる装備が増えてきました。
先日育休&共働きコミュニティikumadoで復職準備イベントを行い、熟練してきた(笑)装備についてをお話した内容をnoteにも2回に分けて記載してみようと思います。
考え方の一例にはなりますが、どなたかのお役に立てる情報があれば嬉しいです。
◆自分の大切な物・優先したいものを明らかにする
「まずは時短家電を導入!」とする前に、最初に考えたいことが、「自分は何を大切にしていきたいのか?!」というスタンスだと思います。
「自分はこれからどんな風に働いていきたいか?!」
「どんな風に働くのがワクワクするか?!」を考えてみます。
私の場合は、
・自分が働くことで世の中をちょっと良くしたい。
・背伸びするような自分にとっては少し難しい仕事に挑戦し、いつも成長していたい
・マネジメントをしてメンバーの強みを活かしながらチームプレーで成果を出したい
・家族との時間も大切にしたい
それぞれに優先順位はありながらも、フルタイムで定時に帰るマネージャーでの復職を目指しています。
このキャリアに対する気持ちを自分だけに留めずに、パートナーや家族に共有することが大切だと思ってます。
パートナーと復職面談前に話す時間を設けて景色合わせをしておき、子どもには、
「ママお仕事が大好きなの、こんなお仕事してるよ…」と話しています。
大きな石(緊急ではなくて重要なもの)は何?
復職すると、とにかく緊急なものだらけになります・・・。
やれ仕事のトラブルだ、仕事を終えてダッシュでお迎え、家に帰ればごはんにお風呂に、子どものケンカ・・・休む間もなくタスクが押し寄せます。
そんな中で『7つの習慣』でいう「緊急ではないけれど重要なもの」は何なのか?!
・寝るときに一緒に1冊の絵本が読みたい。
・自分の読書とヨガ、手帳時間を朝に確保したい。
それぞれに大切にしたいもの。その時間があると幸せだなぁ。と感じるものがあると思います。それが何なのかをいまのうちに考えておく。そして大きな石の時間を確保する為にも
「緊急なものを減らせるように仕組み化しておけるか」が重要だと実感しています。
トレードオフ(全部はできない)
時間も体力もお金も有限です。
何かを得たければ何かを捨てる必要があります。全部完璧にという魔法使いのようなことはムリです…。やりたいことをやってたら、捨てたり手抜きせざるをえないことがいっぱいありました…。
自分には何のカードがどれくらいあるのか考えてみて、将来のキャリアに向けての投資だと思って家事は外注や家電を活用するなど、予算や価値観に合わせて、時には「金曜日は料理はしない」など潔くやめることを決めていくのも大切だと思います。
そして、みんな元気に生きていれば、合格にしてハードルをあげないことも大事だと感じています。
◆チーム育児の体制をつくる
1人目復職時の反省点として、自分ひとりでどう復職しようか考えて準備したことで、夫に当事者意識をもってもらえず、「自分だけやってる」という状況になってしまったことでした。
「自分1人で抱えてやろうとしないで、それぞれの得意を活かしてどんなチームがつくれるか?!」という視点が大事ということに3人目にしてようやく気付きました。
夫は朝の送り・洗濯、私はお迎え・料理、こどもたちは自分でできることは自分で(各自物の管理をする)外注をどう組み合わせるかを夫婦で話す、一緒に考えることでチームづくりができると思います。
頼れる人・サービスを見つける
・ベビーシッター、ファミサポ、家事代行・シルバー人材センター、病児保育など頼りたい部分を予算に合わせて外注先を探しておく
・簡単なマニュアル(保育園のお迎え方法・子供の好きな遊び・好物など)を共有できるものを作成しておくと誰かにお願いする時もスムーズです
・保育園や近所のママパパに頼れる人がいれば関係性を構築しておく。いざとなった時にお互い助け合えることもあるかもしれません。
夫婦情報共有ツールと仕組み
・夫婦slackやタイムツリー・Googleカレンダー使いやすいツールを用意して情報を見える化しておく
・共有Googleアカウントを作成してメールの受取は共有アカウントにしてどちらも対応できるようにするのがおすすめです!我が家はslackで保育園・学童メール・保育園や学校での面談・習い事・進研ゼミのメール・家族の行事情報などチャンネルごとに通知くるように設定、Apple Watchで通知を確認しています。
・プリントなど紙類はスキャンしてデータ化し、プリントの山からではなくデータで探し出せるようにしておくと便利です。
・夜や週末の予定は先に予定を入れた方が優先など家族のルールを決めておく
シュミレーションをしておく
・復職後1日の流れのシュミレーション
・発熱やトラブル時のシュミレーション
「突然の呼び出しが来たらどうするか?」「長期の感染症になった場合はどうする?」「仕事で急なトラブルが発生したら?」
→自分が全て担当するのではなく、自治体の病児保育、フローレンス、病児シッター、祖父母、職場メンバーへオープンに共有・権限委譲などいくつか手段があると安心です。
・準備しているものを職場とも共有しておく
・授乳しているのであれば、復職後の準備(断乳・夜間断乳・ミルクなど)
子どもが自分でできる環境の用意
・月齢や発達に合わせて、自分で洋服を選んで、着れる・保育園のお支度ができるなど環境を用意してあげる。月齢に合わせた保育園の環境はすごく参考になります。
我が家は上下ピンクを選んでもOKにしていました・・・(笑)
◆職場とオープンなコミュニケーションをとる
復職面談で意欲や状況を共有しておく(人事や上司へ)
「どんな風に働きたいかと意欲」「勤務時間・残業の可否」「どんな貢献ができそうか」「子供の状況やキャラクター」「病気が発生した場合などの対応予定」をまとめて復職面談でお話をする。
復職後にチームにも開示する
・自己紹介(自分のトリセツ)を作成して共有予定です。
・仕事を見えるように開示しておき、チームの成果につながる行動を意識する
・コロナ禍でなかなか機会を設けづらいですが、子どもを職場の人に紹介する機会があればする(顔と名前が分かっている子の発熱だと感じ方が違う)
後編では家事の圧縮の工夫やおすすめの便利グッズについて記載したいと思います!この春復職の方、復職準備一緒に頑張りましょう。
後編はこちら
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