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畑を"何度も" "深く" 耕そう no.422


昨年から取り組み始めた農業ビジネスなのですが、農法としての特徴がいくつもあります。
(ちなみに、我々のプロジェクトではagribito農法(アグリビト農法)と名付けています)

今日はいくつもある特徴のひとつを書いてみます。



本日の特徴、それは、
『畑をめちゃ深く、何度も何度も、荒く、耕す』 です。


具体的なやり方は、プラソイラ(スガノ農機製)っていう機械をトラクターにつけてゴリゴリと引っ張るんですね。
(プラソイラの説明はこちらから)

この長い爪とその特殊な形状によって、地中深くの土の硬い層(心土層)を壊しつつ、上下方向で土を混ぜることができるんです。


これをやることで、排水性の向上、深い層までの酸素の導入、土壌の団粒化 などを促進することできるんですね。

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記念すべきプラソイラ初投入の様子


そんな素晴らしいプラソイラなのですが、爪がびっしり付いてるわけじゃないから、本気で畑の土を全部をひっくり返そうとすると、数10cmずつずらしてかけていくことになるから、たった0.5反でも、結構時間がかかるんです。



しかもこの作業、定植前に1度やればいいってものでもないんですよね。効果を増大させるなら何度でもやったほうがいい

なので、プロジェクトでは、
 『昨日、3回プラソイラかけてきました!』
 『私は5回かけました!』
 『私は先週10回かけました!!』

のように、それぞれのメンバーが競うようにかけて、
切磋琢磨していたのでした。



そうなると、やばい私達ももっとやらなきゃ…と焦るわけで。

全国各地に散らばってるけど、同じ目的を持った同志って大事ですね/笑

何度もやってるうちに、だいぶ緻密なトラクター操作ができるようになりました/笑


野菜作りは、土作り。

土作りは一日にしてならず。

これはどの作業をするときも感じていたことです。


今日はこのへんで。

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