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Day.12 評価って難しい?

Merhaba

メルハバ、ゆーすです。

今一番欲しいものは、barebonesのLEDランタンです!
お家キャンプしたい!


今年は

成績評価が終業式に間に合わなかった影響で、
郵送で通知表が届いたご家庭も多いみたいですね。

自分より親に先に成績表見られるのって嫌だなあ笑

さて、今日は評価について考えてみたいと思います。


自分の

個性や才能を伸ばしていくにあたり、
他人からの評価やフィードバックはとても重要になります。

そもそも世界に自分ひとりしかいなかったら、
個性も才能も何もないわけです。

なので、自分がしたアウトプットに対して
絶対的なものさしに照らし合わせる。
もしくは客観的な他人のフィードバックを受ける。
それによって、自分の個性や才能を認知する。

という具合に。


この面において

日本の教育の課題の一つは
このフィードバックの幅の狭さ、
つまり評価基準の少なさだと思います。

つまり「歌上手いよね」と言われることはあっても、
「君の歌声は人を元気づけるチカラあるよね」
と言われることは少ないと思うんです。

でも必要なのってこういう
パーソナルなフィードバックなのではないでしょうか。

画像2


例えば

小学校の通知表の国語の欄、
ネットで画像検索してみたら、
ABCで評価される項目は以下の5つでした。

① 国語に関心を持ち、進んで学習に取り組んでいる
② 自分の考えをもち的確に話したり聞いたりできる
③ 自分の考えをまとめ、まとまりある文章を書くことができる
④ 話や文章の内容を的確に理解することができる
⑤ 語彙、文鴦、漢字等の語句に関する知識を身につけている

どれも重要な指標だと思うのですが、
このような成績表とテストの点数でランク付けをされて、
できる子/できない子のどちらかで判断されてしまうのは、
誰にとっても良くない気がします。

上記①-⑤をどれだけ正確に評価測定してもらうよりも、
「君の書く文章は、なんかすっごいワクワクするね!」
というざっくりした感想の方が、その子の人生にとっては
よっぽど有用なフィードバックだと思うんです。


オランダで

ホームステイさせてもらった家庭の
お子さんの小学校では面白い成績表がありました。

画像2

何て書いてあるか、わかんないんですが笑

このページは自分がそのセメスターで頑張ったこと(リーダシップ発揮できたとか、最後まで諦めず取り組んだとか)を自己評価して、よくできたと思う分だけ塗りつぶしていく、というものでした。

他のページも、いわゆる通知表然としているページは少なく、
友達や親からの手紙や、活動の記録の写真などが綴じられていました。


それを見て

成績表は点数やABCで自分を認識するためのものではなく、
自分を客観的に知るためのツールであるべきだなと思いました。

テストの点数も、自分を省みるための一つの指標でしかなく、
その他の主観的・抽象的な評価も、
それと同じかそれ以上に重要な指標だということです。


個人的に

評価方法が変われば、教育が変わると思っています。

従来の評価方法では、
個性と才能を伸ばす教育を実現するのは簡単ではありません。

だから、僕らの活動の目標の一つは
「個性と才能を評価する指標/ツール」をつくること。

そのために、研究と実践を重ねていきたいと思います。

がんばるぞ!


今日はここまで。


おわり。



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