Day.10 同僚が頼もしかった話
Jambo
ジャンボ、ゆーすです!
※今日はコラムというよりは、日記に近いテイストになります。
毎週末、
教室のスタッフで集まって一週間の振り返りをしているのですが。
今週のある授業で、ほぼプログラミングに取り組めなかった子の話になりました。
何をしていたかというと、ほぼ90分間ずっと紙飛行機をつくって飛ばして遊んでいました。
というのも、その日の前日、教室に通ってくれている生徒たち向けに僕たちがyoutubeで動画配信をしたのですが、
その内容が紙飛行機で遊ぶというものだったのもあり、
その子はどうしても紙飛行機をつくって遊びたくなってしまったんです。
そりゃ仕方ない!笑
授業は
紙飛行機をつくって飛ばす、思い通りにいかない理由を分析して改善する、という工程を通して、プログラミングに取り組む姿勢にも活かせるように工夫して内容をアレンジしましたが、
僕は正直、結構ハラハラしちゃったんです。
だって、一応プログラミング教室と謳って教室を構えているし、
一応子どもたちもプログラミングを学びに来てるはずだし、
一応親御さんたちもそのつもりで授業料を払ってくれていると思うので。
大丈夫かしら、と。笑
でも
慶徳は「今回はプログラミングはできなかったけど、授業の内容自体は本当に良いものになった。僕たちがやりたいのは、個性と才能を伸ばすことだから」と。
山口も「もし、このスタンスでやっていて辞めますって言われたら仕方ないよ。プログラミングの技術だけ伸ばしたかったら多分他の教室に行ったらいいと思う笑」と。
でも山口と慶徳のその姿を見ていて、
なんか、すごい頼もしかった!
僕も、そうだな、って思いました。笑
うちは
「ITものづくりを使って、子どもたちの個性と才能を伸ばす」
を掲げているので、もちろん原則はプログラミングを学んで、それを使って表現する授業を進めていきます。
でもそれに縛られすぎて、その時間にもっと学びを深められるのに、その機会を逃してしまうのは、またちょっと違うのかもしれないと思いました。
もちろん
親御さんとは授業の前後で「十分にコンセンサスをとったうえで」が条件にはなりますが、
その子の「やりたい」を大切にできないことによって、信頼関係や子どもたちの教室でのワクワク感が崩れてしまうなら、
たまにはそんな授業も必要かなと思いました。
あらためて、自分たちのやりたいことを確認するきっかけになった出来事でした。
今日はここまで!
おわり。
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