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物語に出てくる食べ物を作ってみよう!

「マオ」
社会人。
食べてみたいお菓子はキルシュトルテ。
『魔王』
マオのイマジナリーフレンド。
食べてみたいお菓子は焼きたてのお煎餅。


今年中にやりたいことリストに挙げた目標のひとつ、“物語に出てくる食べ物を作る”を実行しました!イエイ!
作ったのは.....

みならい妖精モモシリーズ(作:早川真知子)より、
魔王のクッキーから“マジック・クッキー”

懐かしのフォア文庫!

そうです。
“魔王”というワードに釣られて決めました。
(あと簡単に作れそうだから。)
『魔王ならなんでも良いのか!浮気者め!』
「あんたが一番でオンリーワンに決まってんじゃん!言わせんなよ恥ずかしい。」
『大事なことは時々言葉にして伝えてくれよぉ〜我だって自信無くしちゃうよぉ。』
はいはい、よしよーし。

材料はコチラ

『お気に入りのエプロンで気合を入れるぞ!』

卵・・・1個
米粉・・・150g
お砂糖・・・70g
バター・・・50g


原作ではもちろん小麦粉を使用していたが、
アレルギーなので米粉で代用。

コチラのレシピを参考にしました↑

ひたすら混ぜて...

こうなります。
ラップでつつみ1時間冷蔵庫でおやすみ。

寝かせている間改めて原作を読む。
『こいつお菓子で人間を誘うところは頭いいなって思うよ。でも妖精を攫って死にそうになるまでクッキーを作らせて、クッキーを食べた人間も操って働かせるなんて王としてというか経営者としてダメだろ。労働環境最悪だし。下僕を鞭で打つなよ。』
「最期は主人公モモたちの“人さしゆびの力”で雷に撃たれて灰になるっていうね。バカで可哀想な魔王だったな。」
『低学年向け児童書って悪者に容赦ないよな。』
「分かりやすいのがいいんだよ。」

1時間後。
生地を伸ばして型をとります。

『あ!我だ!』
できあがり!

原作どおり星と月の型にしたけれど、難しい!
シロハネ・マシロ・シロシロ(魔王に攫われクッキーを作らされる妖精たちの名前)はとても器用なんだな。あとお菓子が高いのも理解できた。
作るのって大変だ、もっと大事に食べよう。
『愉快なクッキーだな!歪んだ月と踊る星々。』
るんるん🎶

原作どおり黒いバスケットに入れてみた。
『やきたてのクッキーはいかが?』

味は...

おいしい!!

サクサク軽くていくらでも食べられちゃう。

『ふははは、クッキーを食べたな??さぁ、お前もコレで我が僕となった!手始めに作りかけの我の肖像画を仕上げてもらおうか!』
な、なんだってー!?


【おしまい】

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